Home > ロフトワークの強さ > キーワード・コラム > スポーツとディレクションの蜜月な関係 Vol.01
どうせコラムを書くならスポーツとビジネスの内容を絡めたものを書かせほしいなんてことを言ったがために自分の首をしめたと感じている今日この頃。。。
スポーツマーケティングについては、サッカーチームの運営や代理店のマーケティングに興味があったので、かつていろいろ調べたりしたのでネタはあるんですが、ロフトワークの仕事(ディレクション、プロマネ)と絡めて書くとなると何とも難しい。
ということで、まずは手始めにスポーツ関連のネタを書いてみて、それが偶然にもディレクションやプロマネの話題に展開しちゃうという夢のような展開を期待して書き始めることにしました。(うーん、無謀)
ということで、記念すべき1回目は僕の大好きなサッカーネタから。
みなさんはサッカーや野球など、団体スポーツを今もやっていたりしますか?
僕は学生時代はまったく部活が続かずほぼ帰宅部だったんですが、社会人になってからフットサルをはじめ、5年たった今もなんと続いています。
得てしてこういう活動をやろうとすると、企画する人、企画されたものに参加するだけの人に分かれるのですが、僕は不幸にも企画する側になってしまっています。そしてこういう図式になると必ず問題になるのがメンバーとの連絡です。
うちのチームは10名いるのですが、見事にパレートの法則にあてはまり、まともに連絡をくれるのは2人だけです。しかし、フットサルはご存知のとおり1チーム5名。自分を含めてもあと2人は確実に必要になります。
これは何とか改善しなきゃいかん、とかれこれ5年間対策を考えていたのですが、いまだ何も対策がうたれていないので、このコラムを機に考えてみました。
僕は参加連絡を携帯メールでやりとりしているのですが、改善のためにもっといい方法があるんじゃないかということで、とりあえずメンバーの心理を考えてみました。
【なぜ、連絡がルーズになるのか?】
・めんどくさい
・あらかじめ予定が知らされていない
・メールが来た時は、その日の予定がわからない
・メールが来たことを忘れちゃう
・○○くんが参加するなら参加する
・暑い
・寒い
・眠い・・・・
いろいろ理由が考えられそうですね。じゃあとりあえず1つ目。
「めんどくさい」
・・・じゃあ来るな!!僕の方が面倒じゃい!!というのが本音ですが、チームスポーツはそれでは成り立ちません。めんどくさくない方法を検討します(とりあえず次!)
「あらかじめ予定が知らされていない」
・・・これは実は結構難しい問題だったりします。教えとけばいいじゃん、と思いますが、既に「めんどくさい」って思うようなメンバーなので、早めに教えてもスケジュールに書いとこうなんて気の利くやつはいません。特に携帯メールは、過去のメールを振り返るなんてしないので、一旦既読メールになっちゃうともう闇の中。。。
ということで、その対策として1週間前に予定を送るようにしているんですけど、それでも次の理由の「メールが来た時は、その日の予定がわからない」なんて言い訳されます。お前はそんなに忙しいのか!!彼女もおらんし、趣味もないやろー!!なんて怒鳴ってみても解決せず。あ、参加しよっととメールを打ってもらえるタイミングが必要なのです。
ちなみに、この問題の有効な解決方法は、ワールドカップやEUROなど大きなサッカーの大会をやっている時期に、話題の試合直後に送ると、みんな試合を見た後やりたくて仕方なくなってたりするので参加率が上がったりします。
ということで、次の「メールが来たことを忘れちゃう」っていうのも、この辺の対応を考えれば解決しそう。
はい、次。
「○○くんが参加するなら参加する」
・・・いるんだよねぇ。僕の友達や会社の後輩にはこういう人がたくさん。こうなると誰から先にメールするかも考えなきゃいけなくなり、小学校の時の連絡簿みたいなやつを作るしかなくなります。
あとの理由は無視。
ということで理由を振り返り解決法を考えてみます。
・めんどくさくない(選択式とかで簡単に出欠連絡できるとか?)
・予定がある程度先のものも分かる
・暇なとき、気になった時にチェックできる(トイレかなやっぱり)
・他の人の出欠状況がわかる
・いいタイミングでリマインド出来る
こう考えると、やっぱりメールでは解決は難しいと判断。
やっぱり掲示板みたいなもので携帯から簡単にいつでも確認出来て、当面の予定と、みんなの参加状況が分かるみたいなものが必要そうですね。
ということで、探して見つけました。
ラクシーズさんの手がけるサッカーSNS「LaBOLA(ラボーラ)」。
LaBOLAは基本的にはmixiと同じような機能のSNSなのですが、サッカーをテーマに見る人、やる人どちらにも使える機能が充実してます。オンラインだけでなくリアルな場(観戦・プレイ)で結びつくサッカーならではの機能がおススメ。
実はちょっと前から使っているのですが、このサイトのイベントの管理機能がいいです。これは助かります。
PCからメンバーに向けてスケジュールを一括送信でき、携帯から出欠登録ができます。また、返信のない人にだけにリマインドメールを送ったり、その状況を一覧管理できるのでとっても便利。
しかも、「みんなの予定調整」機能では、まだ日程が決まっていない状況で、事前に候補日を複数設定してメンバーに送信。メンバーは自分の参加できる日をチェックして返信するだけで候補日が一覧出来るなんて機能もあります。これで○○君が来ないと参加しない問題は解決!
これは別にサッカーじゃなくても会社の飲み会とかでも使えそう。ちなみに、出席率なんてのも出るので、参加率の低い人には反省も促せるかも。。
昔、Meetupというサービスを使ったこともあるんですが、ちょっとこっちはおおがかりで大変ですしね。LaBOLAは、サッカーのみに限定したことで随分使いやすくなってます。
サイト自体のインターフェースは僕がmixiをやっていないこともあってちょっとわかりづらいところが多く、今どこにいるのかとか、どこからサービスを利用するのかが良く分からなくなっちゃいます。
あと、もうひとつ目玉のサービスはマッチメイクとコート予約システムです。
これまで掲示板を利用した「対戦相手募集」というのはよくあるんですが、なかなか連絡つかなかったりそこからのメールでのやりとりが面倒だったりしていました。
LaBOLAでは個人や施設がマッチメイク前提でイベント登録して対戦相手を募集し、さらにオンラインで参加申し込みが出来るという機能があります。そして、さらにそこからオンラインで予約まで出来てしまいます。
なので、個人でもチームでもサッカーやりたいと思ったら、ここで検索して空きを探してオンラインで予約するなんてことが一括で出来ちゃうんですね。すごい。
サッカーや野球のような団体競技はほんとに自分のチームメンバーを集めるのも大変で、さらに対戦相手も探さなきゃいけない、そんでもってコートも必要という三重苦にいつも悩まされる競技なので、このシステムはほんとにいい!!
特に運営者側が、空いたコートを有効に提供できるシステムとして画期的だと思います。
仕事でもこういったニーズは良くありますよね。
特にディレクションワークでは、クライアントとのスムーズで分かりやすいツールでの情報共有がプロジェクトの成功につながるといっても過言ではありません。
結局、メールだけのやりとりでプロジェクトを進めていくと、「あの件言いました?」「どのメールですか?」とか、「これはいつまででしたっけ?どっかのメールに書いてました?」とか、「例のもの確認いただけました?」「なんのことでしたっけ?」と、サッカーと同じようなことに陥ります。
そこで、ディレクターはしなくていいいろんな苦労をそこでしてしまうわけです。
ちなみに、ロフトワークでは、様々なツールを使ってプロジェクトを管理しています。
が、僕はあまり難しいプロジェクト管理ツールは好きではない(というか自分が使いこなせない)ので、大概のことをサイボウズのデヂエというツールで管理しています。
このツールは、一見単なるオンラインデータベースツールで、一見エクセルみたいに見えますが、ステータスをうまく使うことで、作業フロー設計や、タスク管理ツールとして便利に活用出来ます。
しかも、とっても簡単。ちょっとパソコン苦手・・というクライアントでもステータス変更やコメント投稿のみにアクションが限られるので、すぐ使えるようになります。
実は、これが自分でちゃんと設計できるかが、ディレクターとしての能力に大きく関わっているということに、書きながら今!気づきました。(お、話がスポーツからディレクションに転換している?!)
デヂエを有効に使うためにも、簡単に使ってもらうためにも、初期のレコード設定やソート順設定、デザイン設計が非常に重要になってきます。
プロジェクトの内容を理解して、マイルストーンを設定し、どこで、どういう管理DBが必要になるか、どういうワークフローをどう設計するか、どんなステータスを用意すればいいか、レコードはいくつ、どんなものが必要になるか、どういう表示設定にすれば感覚的につかえて、且つ見やすいかなどなど、プロジェクトの初期状態でこれらを規定していかなきゃいけないので、実は簡単そうに見えてそりゃまあ大変な難易度なわけです。
ただ、このデヂエを巧みに使えると、1か月で数百ページのサイトを作ったり、2か月で70人近いクリエイターさんと5000個の携帯コンテンツパーツを作ったり出来ちゃうわけだから威力は絶大ですね。
そうか!!最近アシスタントディレクターのスキルを図るいい尺度はないかなと思っていたところだったので、いいデヂエが設計出来るというのは、プロジェクトをちゃんと設計出来ているかということに繋がるかもしれませんね。実際、うまくデジエを活用出来ているディレクターは、プロジェクトもうまくこなせている気がするし。。。
これはぜひうちでもデヂエ検定とかを作って、昇進試験に取り入れてみますかね。(どうですか?社長?)
わがチーム AppleBee's 対戦求む。
さて、話がすっかりディレクションの話になってしまいましたが(・・すっかりは嘘です。すいません)、閑話休題、話をLaBOLAに戻します。
と、いうことでこの便利なツールを使って、早速うちのフットサルメンバーに次回の予定を送信!!!
・・・
・・・・・(1日経過)
・・・・・・・(2日経過)
・・・返事が無い。。。
おい、どうなってんだ?
まさか難しくて使えなかったとか??と心配してメールしたところ、ドメイン設定に引っ掛かって受け取ってないとか、発信元が知らないものだったから見なかったとか、挙句の果てにはやってみたけどMovaだと使えなかった。。。。。いまどきMovaはねぇ。。。
ということで、ドメイン設定の外し方をめんどくさがりのメンバーに教えても実行まで何年かかるかわからないし、全員が使えないとそもそも利便性が無いということで、せっかくの素敵なサービスもお蔵入りに。
せっかくいいサービスなのになぁ。
1年後ぐらいにはさすがにMovaのやつもFomaにしてるだろうから、その時再チャレンジかな。
・・・なんとかディレクションとかプロマネの話につながったような気が。。。まあ流れに任せてよくここまで書いたということで褒めてください。
しかし、こういう自分の趣味を生かして運用側と利用者のニーズをうまくマッチさせたサイト構築に取り組んでみたいですね。サッカー関係者の皆さん、ロフトワークに頼んでみてはいかがでしょう?
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