Home > ロフトワークの強さ > キーワード・コラム > これから始めるCMS導入。必ず押えておきたい3つのポイント

これから始めるCMS導入。必ず押えておきたい3つのポイント

2011/10/07 矢橋 友宏  キーワード : 【 CMS

これから始めるCMS導入。必ず押えておきたい3つのポイント

Webサイト構築時の前提となったCMS導入

つい3年ほど前までは、「うちはコンテンツの更新がほとんど無いので、CMSは時期尚早です」という発言をよく聞きました。月日は流れ、Webサイトの重要性がより増すに従って、Webサイトの更新をほとんど行わないという考え方は、一部のキャンペーンサイトを除けば当てはまることは無くなっています。

つまり、PCに必ず実装されているOSのごとく、Webサイトには規模はともかく更新ツール(CMS)を実装しておくことが当然という時代に入っているのです。

複雑化する、検討プロセス

そうは言っても、CMSの導入は目的とはなり得ません。もちろん、「コンテンツの更新頻度を上げる」「制作コストを抑制する」などCMS導入の意義は大きいですが、本質的にはWebサイトリニューアルはより上位の課題を解決するために行われます。

それは、「問合せ数の拡大」「既存顧客の満足度向上を狙った情報提供の促進」「緊急時の素早い情報発信の実現」など、Webサイトを活用していかにビジネス成果を上げるか?というテーマに対する打ち手です。

これらの打ち手を実施するに当たって、効率よく、品質の高いページを制作し公開していくためにCMSが力を発揮するのです。こう考えると、「CMSを導入する」というイベントは、かなり広い範囲の課題やテーマを検討して進めていくことが必要となります。当然、関係する部門も複数に渡るため、企業や組織によっては多くのステークホルダーの合意形成を図ることに大きなパワーがかかるということもよくお聞きします。

CMS導入は単なるツール選びでは無い

CMSの導入検討を始めた方と話しをすると、しばしば「どの製品がいいのか?」というツール選びに主眼が置かれる状況に遭遇します。もちろん、1,000種類を超えるとも言われるCMS製品群の中から自社に合ったものを選定するということも簡単な話ではありません。ましてや、オープンソースの無料ツールから、ライセンス費用だけで3000万円を超えるものまであるのですから、「まずは概算予算の確保から」と考えるのもある意味妥当な判断です。

CMS製品の数々

しかしながら、求める機能やその実現方法を具体化した上でツールの選定に臨まないと、「先に選択したツールありきで実現方法を検討する」という本末転倒な事態にもなりかねません。

必ず押さえておきたい3つのポイント

予算(Money) , 期間(Time) , 品質(Quality)予算(Money) , 期間(Time) , 品質(Quality)

では、どう進めるのがベターなのか?CMS導入プロジェクトを成功させるためのポイントは以下の3点のバランスを図ることです。

1.予算
2.期間
3.品質


求める機能や品質に対して予算が極端に少なければ、必ずどこかに無理が生じます。開発期間も同様です。よく「品質は問わない。とにかく納期優先で立ち上げたい」というご要望をいただきます。しかし、プロジェクトを開始すると「問わない」と言っていた品質が必要以上に問われ、結果的に納期が間に合わないばかりか、余分な費用がかかるケースも多々発生します。

ひとまず納期優先で立ち上げて、サイトオープン後に順次改善をしようと目論むケースも多いですが、導入したベースとなるシステム(CMS)がその後の方針にマッチしていなければ、思うように改善が進まないということにもなりかねません。

「しかし、初めてのことでバランスが分からない」という声が聞こえてきそうです。適切なバランスをはかるには、作業内容とボリュームを算定して、その単価や数量の妥当性を吟味していくことが有効です。

・対象とするのは、日本語、英語、中国語のすべてか?
・特に更新頻度の高いニュースやセミナーページなど、範囲を絞るか?
・問合せフォームや検索機能、ソーシャルボタン設置などの機能開発は必要か?
・携帯電話やスマートフォンなどPCと異なるデバイス対応は?

などなど、それぞれの実現イメージを固めながら、予算・納期・品質を定義し、最初のステップで行うゴールを定めていくのです。

検討プロセスをご支援します・・・

検討を開始するに当たって、ロフトワークでは定期的にセミナーを開催して具体的なヒントをお伝えしています。先ほども取り上げた3つのポイントを押さえ、成功確率を上げるために見極めるべき内容の解説と、ロフトワークが作成する見積りの内訳を公開することで、皆さんの検討プロセスをご支援しています。もちろん、「提案依頼書の作成(RFP)」「現状調査」など個別のご相談もお受けしています。

「そろそろ検討しないと」とお考えの方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?セミナー会場でお待ちしています。

矢橋 友宏

執筆者

部署・役職 : 取締役 兼 CMO

取締役 兼CMO(Chief Marketing Officer)としてロフトワークのマーケティング部門を率い、市場やクライアントの需要をとらえた、最適なクリエイティブソリューションを提案している。

1989年 名古屋工業大学 電気情報工学科 電子工学専攻を卒業し、株式会社リクルート入社。名古屋INS事業部、1996年からは大阪にて大企業ネットワークの企画・提案を担当。草創期のインターネット回線の活用についても企業向けに提案を行う。1998年より、東京に異動し、新しいポータルサイト「ISIZE」の立上げメンバーに加わる。その後、webとメールを活用したプロモーションサービスの新規事業を立ち上げ、コミュニケーションプランニングや事業戦略立案を担当。2006年5月にリクルートを退職し、6月よりロフトワークに入社。

最近執筆した記事

blog comments powered by Disqus

関連キーワードのコラム

2010/08/17 代表取締役社長 諏訪 光洋

CMS 】 【 Webサイト

2010/06/02 マーケティング オウンドメディア推進チーム loftwork.jp Webマスター 山口 謙之介

Webサイト 】 【 CMS



Copyright© 2000-2012 Loftwork inc. ALL Rights Reserved.