Home > ロフトワークの強さ > キーワード・コラム > 販促ツールとしての可能性を併せ持つ今後のアバター
アバターとは、インターネット上のコミュニティにおいて自分の分身となるキャラクターのことです。ユーザーは、自分の分身であるアバターの外見を「髪型・服装・装飾品・顔パーツ」など、たくさんのアイテムから自由に選んで自分好みにデザインします。無料のアイテムもありますが、サービスによっては有料アイテム※1もあり、ユーザーに使用される割合の高いものや人気が高いものには高めの値段設定がされることもあります。
※1 有料アイテム:各種サービスによって異なるが広告クリックや購入で得られるポイント制であることが多い。
アバターは「ブログ」や「SNS」などのコミュニティ系コンテンツやゲーム系コンテンツなどと親和性が高く、集客を目的に導入されるケースが増えています。特に、ハンゲームやモバゲータウンのアバターは群を抜いて人気が高く、2007年にはそれを追いかけるように様々な種類のアバターが出現しました。現在アバター市場は飽和状態となりつつありますが、3D系の仮想空間コミュニティやキャラクターに寄った育成コミュニティも増えているため、アバター需要は今後も増加し続けると思います。また、パソコンの処理速度の向上に伴って、高度な技術を使用したグラフィカルなアバターや動画編集を駆使したアニメーションアバターが登場することは間違いないでしょう。
アバターを導入するメリットは大きく2つあります。1つは「コミュニティ運営におけるサービス向上(顧客満足度UP)」、もう1つは「アイテム課金での収益」です。これらを実現するために、各社さまざまな工夫を凝らしています。
アバターサービスにおいて人気の決め手になるのは、いかにより多くのジャンルやバリエーションを揃えられるかによります。ただし、種類を増やしたとしても質が低くければ人気は出ませんし収益をあげることもできません。そのため、細部にわたってクオリティも高く人気が出やすいアイテムを大量に制作することが求められます。また、アバターサービスを継続的に運用するためには、常に新しいアイデアを出し続けることが欠かせません。アバター制作には、品質管理やアイデア出しなど制作会社の力量が問われてくるのです。
最後に、今後のアバター業界について考えてみましょう。
かつてパソコンのスクリーンセーバーや携帯電話の待受画面は有料でした。しかし現在は販促物として無料で配布されています。同じようなことがアバターにも起きる可能性は十分考えられます。そこで、「商品としてユーザーに買ってもらう」という現在の形だけでなく、「プロモーションのツールとして活用する」というスタイルへ移行することも視野に入れておくべきでしょう。例をあげるなら、「ある企業の商品を購入すると、それにちなんだアバターがゲットできる」というような方式です。モバゲータウンはすでに、ナイキやユニクロなど大手企業とコラボレーションする形でのアバター配布を試みています。このように、今後もアバターは様々な形で活用されていくことが予想されます。
大規模なクリエイターネットワークに登録している様々なクリエイター達とのコラボレーションで、高品質でバリエーションに富んだアバターを制作いたします。
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