最近のアート事情
2007/04/11 09:25 Category : アート/クリエイティブ ![]()
いよいよアートフェアー東京がスタートしました。
柳画像や小山登美夫ギャラリー、SCAIなど日本を代表するギャラリーが集まり古美術から写真、現代アートまで幅広い作品を展示する日本最大の見本市です。
鑑賞するための作品ではなく買うための作品展示なのです。もちろん資金は必要ですが(笑)
私もプレイベントや特別内覧会に参加してきましたが、会場は国内外のバイヤーやコレクターで埋め尽くされており、想像以上に日本のアートマーケットは熱い!印象を受けました。嬉しいことですネ
4月12日まで東京国際フォーラムで開催されていますので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください。
その際、ちょっと楽しみが増えるように
トークラウンジで教えてもらった「数字」も紹介しながら
最近のアート事情について説明してみたいと思います。
■日本のアートマーケットは欧米の1/200?!
世界中でアートフェアが開催されていますよね。
ただ取引額でみると、まだまだ日本は発展途上。
有名なマイアミアートフェアでは取引額は約480億円。
それに対し日本のアートフェア東京は約2〜3億円。
開催期間が短いこともありますが、マーケットサイズが全然違うのです。
またオークション市場も日本は年間取引額が160億円程度と
言われていますが、海外では一晩で600億円の取引が
発生したりしますから、まだまだなんですね。
■しかし、美術館の来場人数は世界トップレベル!
こちらもアートディレクターの辛さん情報ですが、
2006年の世界の美術館で来場者数トップだった展示は
プライスコレクション「若冲と琳派」とのこと。
メディアサボールに詳しい数字がでていましたが、
トップ10のうち4つの展示が日本の美術館というのも驚きです。
1) The Price Collection:Jakuchu
-Tokyo National Museum, Tokyo
2) Leonard Foujita
-National Museum of Modern Art, Tokyo
3) Klimt,Schiele,Moser,Kokoschka
-Grand Palais, Paris
4) Shaping Faith:Japanese Buddhist Statue
-Tokyo National Museum, Tokyo
5) Edvard Munch:the Modern Life of the Soul
-Museum of Modern Art, NY
ということで、日本人はなぜか
「アートはみるもので買うものじゃない」
と考えている様子が浮き彫りになりますよね。
ロフトワークの社内MTGでも私が「せっかくなのでまずは買ってみること!10万もあれば1作品買えます」と言ったらみんなが「たか〜い」というのですかさず反論。「Yくん、昨日冷蔵庫買ったって言ってたよね?あれいくら? そういえばFさんは子供にピアノ買ってあげてましたね〜。 ほら、みんな余裕で買えますね」と。いやな上司でしょうか??(笑)
実際、アートを買うという消費行動は
これからの10年で大きく変わると思います。
なぜなら住環境がどんどん変わってきているからです。
例えば都内で飛ぶように売れている高級分譲マンション。
あんなゆったりとした部屋だったら、
素敵な絵を一枚、買ってみようかなと思うはず。
海外のコレクターももともとの動機は「自慢したい」
ということみたいだから、日本でも近いうちに
「新しい絵を買ったからうちに見に来ない?」
と男性が女性を誘うようになるのではと思うわけです。素敵!




















