ベネツィア・ビエンナーレのレポート
2009/06/09 18:00 Category : アート/クリエイティブ ![]()
弟53回 ベネツィア・ビエンナーレ(La Biennale di Venezia, 53rd International Art Exhibition)のオープニングに行ってきました。世界を代表するアーティストたちが90人以上参加する、世界最大のアート祭典です。
今回のテーマは「Fare Mondi」、英語で「Making Worlds」。世界が作られていく過程(process of creation)を表現することがコンセプト。アート作品を通じて、単にアート業界だけでなく、私たち人間が、そして世界が今どのような状態なのか、そしてどこへ向かって行くのかを指し示すことにチャレンジしたものです。
詳しい説明は帰国してから。まずは印象に残ったシーンを切り取ったフォトレポートを。

▲水の都、ベニス
古い建物とゴンドラ、海、そして青い空。人々を魅了する幻想的な風景です。ベネツィア・ビエンナーレの人気はベニスという街の魅力に起因している部分も少なくないのでは。

▲ビエンナーレは大人のディズニーランド
人気アトラクションに並ぶように、人気パビリオンに入館するために、セレブなアート関係者も平気で1〜2時間、列をつくります。並ぶのは日本人だけではありません。

▲アートは廃墟から
ニューヨークのミートディストリクト(肉をさばく工場があったエリア)やアートバーゼルのVOLTA(廃れた鉄道の車庫)と同じように、新しいアートの表現は廃墟から生まれるようです。歴史ある第一会場Giardiniよりも、第二会場のArsenale(造船所の廃屋)のほうが若手作家の面白い展示が多く、活気に溢れていました。

▲アートの力は圧倒的
これは今、コンテンポラリーアート界で大人気のロシアの若手アーティストユニット『AES+F』の映像。私は何も知らず足を踏み入れたのですが、360度パノラマで広がる映像の鮮やかさ、世界中の文化が融合された強烈な世界観に、目が釘付けになってしまいました。優れた作品の放つパワーは圧倒的です。

▲アラブとアート
アブダビやドバイ、シャルジャなど、中近東に関係した展示やパーティが多くありました。アブダビを始めアラブ諸国に指折りの美術館が建設されることもあり、世界のアートシーンにおいて中近東の存在が高まっています。

▲着物をきました!
生まれて初めて海外で着物を着ました。着付けができないので今までは諦めていたのですが、「きものブレイン」の岡元さんと知り合い、3分で着られるように加工してもらうサービス「フィット仕立て」を利用しました。通常1ヶ月以上かかるところを岡元さんが頑張ってくれて出張前日に手元に届き、そのままスーツケースへ。ちゃんと着られるか不安もありましたが、ご覧のとおり、ばっちり!街行く人たちから「ベッラ!」「ビューティフル!」「きれい!」と声をかけられました。海外で着物、いいですね。


















