ソーシャルゲーム『陰陽師』『ソード×ソード』イラスト制作

量、質、速さを兼ね備えた体制で毎月60体の新キャラクターを制作
密接なコンセプト共有が生み出す高品質と継続制作で生まれる効率的な循環
常にクライアントとともに、より高いレベルを目指していく、提案型のパートナーシップ

量、バリエーション、スピードを兼ね備えたパートナーとしてロフトワークを選択

株式会社ドリコム

株式会社ドリコムは“インターネットを通したコミュニケーション”を軸にモバイル向けにコンテンツやインターネット広告など、様々なサービスの企画・開発を行っています。モバイル向けコンテンツでは、「陰陽師」「ビックリマン」「ソード×ソード」「ちょこっとファーム」を始めとした、計10タイトルのソーシャルゲームを提供しています。インターネット広告ではリワード広告「poncan」がmixi公式サービスとして採用されています。

ロフトワークでは、2011年1月よりドリコムのソーシャルゲーム『陰陽師』および『ソード×ソード』のイラスト制作を行っています。『陰陽師』は、自身が陰陽師となって「式神」をあやつり、物の怪はびこる京の都を守り抜く対戦型のカードバトルゲーム。『ソード×ソード』も同じく対戦型のカードバトルゲームであり、自分が戦士となり、世界を巡って武器を集めていきます。どちらのゲームもカードを「集め」「組み合わせ」「戦う」ゲーム。よって、そのイラストとストーリー構成がヒットのカギを握ります。

ソーシャルゲーム『陰陽師』『ソード×ソード』

ドリコムのソーシャルゲーム事業本部開発2部 デザイングループ長の士反浩嗣氏、デザイングループで『陰陽師』を担当されている須藤朋子氏、そしてロフトワークでの制作を統括しているクリエイティブディレクター小川友梨子とともに、鼎談形式で制作風景を振り返ります。

株式会社ドリコム ソーシャルゲーム事業本部開発2部 デザイングループ長 士反 浩嗣氏株式会社ドリコム ソーシャルゲーム事業本部開発2部
デザイングループ長 士反 浩嗣氏

小川(ロフトワーク):ロフトワークにご依頼いただいた背景について、まずはお聞かせ下さい。
 
士反(ドリコム):2011年春、弊社でソーシャルゲームの初ヒットになりそうなものが1つ生まれ、それが『陰陽師』でした。このヒットの芽を育てていくためには、とにかく圧倒的な枚数のカードを早く揃え、更新頻度を高めていかなければいけません。そのときロフトワークのことを知り、お話をさせていただきました。打ち合わせ段階で用意していただいた、サンプルのクオリティーが非常に高く、制作パートナーとして相性がとても良いなと感じました。弊社としてはイラストレーターを内部でかかえることはできませんでしたので、早速お願いすることにしました。

小川:実際にプロジェクトが始まり、『陰陽師』は月間約45体。『ソード×ソード』は50~60体といったペースで制作させて頂きましたが、制作スピードやクオリティに関してはいかがでしたでしょうか?

士反:ロフトワークに依頼してから、実際に月あたりのカードの枚数は増加しました。スケジュールの遅延もありませんでしたし、テイストや志向性がうまく共有できて、とてもスムーズに制作していけたと思っています。最初は『陰陽師』だけでしたが、すぐに『ソード×ソード』もお願いする運びになりました。ロフトワークは巨大なクリエイターコミュニティーを持っているため、量を確保しながらバリエーションをコントロールしていけるのも長所でした。

『陰陽師 ~平安妖奇譚~』 制作物一例『陰陽師 ~平安妖奇譚~』 制作物一例

密接なコンセプト共有が生み出す高品質と継続制作で生まれる効率的な制作循環

小川:『ソード×ソード』は、アイテムとキャラが同カード上にあるために、組み合わせの多彩さでは『陰陽師』を上回ります。こうしたゲームのテイストやアイデアはどのようにして企画されているのでしょうか?

須藤:担当者の意図がかなり世界観に影響を与えています。あと、ユーザー特性もカードのキャラによって大きく変動していきます。たとえば私はイケメンが好きなので(笑)増やしていくと女性ユーザーの比率が高くなったりしてきます。ですので比較的ニュートラルな視点で方向性を共有させて頂けるのは良かったと思います。

クリエイティブディレクター 小川友梨子クリエイティブディレクター 小川友梨子

小川:コンセプトを共有する際に、弊社のディレクターと須藤さまの間で、毎月2時間くらいかけてかなり綿密に制作物についてのすり合わせを行っています。こうすることで、両社の認識に齟齬がなくなった状態で制作に入っていけます。モチーフの段階でクオリティーが上がれば、アウトプットのクオリティーも上がります。その結果、やり直しの発生を最小限に抑えられますから、結果的に制作期間の短縮に繋がります。

またスケジュールについては、毎月継続的にご発注頂けますので、およそ月のどの週までにどこまでやっていればよいかを両者で共有できます。クリエイターとも中長期的なスパンで共有できますので、柔軟に制作チームを組織することができ、全体的に非常に効率的に制作を進められています。さらに効率的な制作体制によって、よりユーザーに受け入れられるアイテムを考える時間に割り当てることも可能になり、よてもよい循環が出来ていると感じています。

須藤:『陰陽師』は私も初めての担当ということで、お互いに分からない同士だったと思います。立ち上げ当初はなかなか難しかったですが、ミーティングの回数を増やしたり、よく電話でもやりとりしました。その甲斐あって、今では細かく細部まで決めなくてもスムーズに進めていけるようになりました。こちらがイメージしているものを常に出してきていただける。さらには弊社側の意図を理解していただいているから、先読みしてクリエイターから上がってきたゲラにリテイクかけてくださっていたり。そうした細かいフォローには本当に助けられています。 

ソーシャルゲーム 『ソード×ソード』 制作物一例ソーシャルゲーム 『ソード×ソード』 制作物一例

当事者として制作に関わるパートナーシップ

小川:成果についてお伺いします。ロフトワークがパートナーになった1年間で定性的・定量的な成果はいかがでしょうか?

士反:ドリコム社のソーシャルゲーム事業は、『陰陽師』が最後の賭け、ぐらいの気持ちでした。それがようやく春にヒットしだして、ロフトワークに参加していただいてビッグヒットと呼べるところまで漕ぎ着けることができました。結果として、この成功で『ソード×ソード』や『ビックリマン』といった新タイトルにも繋がりました。定性的な部分はやはりバリエーションです。スピードとクオリティーを両立した上でバリエーションをきちんと出していただけるのは本当に嬉しいです。全イラストの半分以上をロフトワークに支えていただいています。

株式会社ドリコム デザイングループ 須藤 朋子氏株式会社ドリコム デザイングループ 須藤 朋子氏

須藤:イケメンキャラが増えたのは私のせいかもしれませんが(笑)、『陰陽師』は男女ともにそのバリエーションに魅力を感じています。弊社側でも方向性だけは調整しますが、実際の絵柄はクリエイターに自由に描いて欲しいと思っています。結果的にそうしたスタンスも、バリエーションを生み出すことに一役かっているのかもしれません。

小川:これからのロフトワークに期待することと、今後の展開をお聞かせ下さい。

士反:ロフトワークに求めるのはこれからも変わらずパートナーシップです。弊社のやりたいことの背中を押してほしい。『ソード×ソード』の正月企画でご提案いただいた、あのナスに股がってしまったセクシーキャラがありましたが(笑)あのおかげで、1月1日の売上が過去最高でした。これからもいっしょにゲームの世界観、ともにユーザーを盛り上げるパートナーであって欲しいと思っています。

小川:ロフトワークでも、貴社とユーザーにより楽しんで頂けるゲームとするために、今年からは企画案のご提案もしています。ゲームの世界観を煽るブラックな企画案など、弊社内でも楽しみながら作っています。

企画書

士反:2011年中は固定のタイトルを伸ばしていくことがミッションでしたが、2012年はどかんと増やします。それも全タイトルにおいて制作をお願いするかと思っています。海外展開の拡大も視野に入れているので、よろしくお願いします!

ソーシャルゲーム『陰陽師』『ソード×ソード』イラスト制作

内容やお客様情報、担当ディレクター情報は本記事公開時点のものです。現在は異なる可能性があります。

お客様の声

士反 浩嗣様

『ソード×ソード』の世界観はゲームの攻略本みたいなソーシャルゲームをつくりたい、という非常に複雑なところから始まっています。その中でユーザーがニヤリとしてしまう裏設定やストーリーを作っていくことがミッションです。モットーは「萌え×燃え」。そして、常にユーザーの斜め上を目指すことがコンセプトです。それらを本当に理解いただいて関わっていただけて、本当に嬉しいです。

株式会社ドリコム
ソーシャルゲーム事業本部開発2部 デザイングループ長士反 浩嗣様

須藤 朋子様

たとえば、同じイケメンでもいろいろいます(笑)。「いや、こっちのイケメンなんだよね」というのをすり合わせるだけで2時間もかかったりする。でも、それにお付き合いいただけるからこそ、細かいニュアンスが表現できるんです。時にはロフトワークから逆提案があったりして刺激にもなっている。マインドから共有できるということが、パートナーとして大変たのもしく思っています!

株式会社ドリコム
ソーシャルゲームサービス事業部開発デザイン部デザイングループ須藤 朋子様

制作チーム

このサービスに関するお問い合わせ

Yuriko Ogawa

毎月継続的にご発注頂け全体的に非常に効率的に制作を進められています。さらに効率的な制作体制によって、よりユーザーに受け入れられるアイテムを考える時間に割り当てることも可能になっていますので、とてもよい循環が出来ていると感じています。

クリエイティブディレクター小川 友梨子

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