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2004年7月に設立された株式会社SyncThoughtは、高精度の検索技術が強みのITベンチャー企業です。主力の「SyncSearch(シンクサーチ)」は、企業やポータルなどのWebサイトに組み込んで利用するASP型のサービス。導入すれば、サイト内の情報を高速・高精度で検索でき、サイトの閲覧者がWebサイト内にある膨大なデータから、欲しい情報に辿りつきやすくなる効果があります。
2008年3月に発売して以来、その高い技術力と、ASP提供での導入のしやすさなどが評価され、大企業を中心に企業ユーザーが着実に増加。検索システム・サービス市場で高い存在感を示しています。
株式会社SyncThought
代表取締役社長
海野修自氏
そのSyncThoughtは今回、会社案内を制作することを決めました。SyncThoughtの代表取締役社長である海野修自氏は、その理由についてこう答えています。「我々は、まだ小さなベンチャー企業ですので、正直に言って、販促物を含めたマーケティングに十分なアプローチが出来ていなかった部分があります」。
「『SyncSearch』が徐々に大企業のユーザーに受け入れられるようになった今、さらに企業としての信頼感とブランドイメージを与えたいと思い、会社案内をプロの制作会社に任せようと考えました」。また、「これまで印刷物は社内でつくっていたので、外部の方が我々をみてどう思うのか、制作を通じてその率直な意見を聞きたかったという狙いもありました」と海野氏は話しています。
会社案内を制作会社に任せることを決めたSyncThoughtは、制作会社としてロフトワークを選びました。「ロフトワークも当社と同じベンチャーだと思いますが、マーケティングが非常にうまい会社だと思っていました。セミナーの内容やWebサイト、販促物の品質が高く、メディアへの登場機会も多い。そんなロフトワークの力を借りたかったし、自社のマーケティングの参考にもしたかったのです」と海野氏は説明。以前から別の案件で仕事している仲であったこともあり、迷わずロフトワークを選んだと言います。
プロジェクトがスタートし、具体的な話をするなかで会社案内だけでなく、営業担当者などが普段提案の際に利用するプレゼンテーション資料とホワイトペーパーのデザインフォーマットも併せて制作することが決定。ロフトワークは、会社の顔ともいえる会社案内と、重要な営業ツール2種類の制作を請け負うことになりました。
制作に先立ち、SyncThoughtがロフトワークに伝えた全体的なデザインイメージが「テクノロジー会社としての存在感の創造」でした。「当社はまだ小さな会社ですが、検索技術には絶対の自信を持っています。テクノロジー会社として、海外のソフトウェア企業のようなスマートな印象をユーザーに与えられるデザインを求めていました」と海野氏は話します。また、もう1つのポイントが品質です。「顧客の大半が大企業のユーザーですから、大手のユーザーに見せても受け入れられるクオリティは外せませんでした」(海野氏)。
プロジェクトを進めるなかで、ロフトワークはまず会社案内の制作から着手しました。会社案内など企業の根幹に関わる制作の場合は、様々な関係者の意見が入ることでスケジュールが遅延しがちであるため、事前に前提条件の確認やリスクの共有を徹底しスケジュールを決めました。そして、会社案内のデザインを固めた後、プレゼンテーション資料とホワイトペーパーにそのテイストを移植する方法を採用。そうすることで、SyncThoughtが手がけるすべての制作物に統一的なトーンが出るように工夫しました。
スケジュールを事前に決めたことで、「専任の担当者がおらず、進め方も分からないなか、ロフトワークが全体の進行をリードしてくれました」(海野氏)。一方、デザインについては、ロフトワークが2つの異なるデザインを考案し提案。そのなかから、SyncThoughtに選んでもらう方法を取りました。
株式会社SyncThought
IT事業戦略部
藤平幸司氏
制作は終始スムーズに進行し、スケジュール通りに3つの販促物が2010年7月下旬に完成。8月中旬から実際の商談で活用されています。IT事業戦略部の藤平幸司氏は、「まだ活用して間もないので、効果はこれからだと思いますが、何度かお会いしている取引先の皆さまには『しっかりした内容になったね』と評価をもらっています」と話しています。
今回、会社案内と販促資料の制作を終えて海野氏はこう語っています。「今回は会社案内とプレゼンテーション資料、ホワイトペーパーの制作だけでしたが、まだまだ作りたいものはたくさんあるんです。1つ例を挙げるとすれば、当社のサービスの機能や技術を説明する資料ではなく、サイト内検索サービスやシステムそのものを啓もうするような印刷物。サイト内検索を知らないユーザーに対して、そのメリットを知ってもらいながら、健全に他社製品と比較してもらえるような資料があれば、市場も広がり、結果的に当社の販売にも弾みがつくと思っています」。
海野氏はWebサイトと印刷物を組み合わせたマーケティングにも興味を持っており、SyncThoughtは今回を機にますますマーケティングに力が入る方針。Webと印刷物の両方の制作を手がけられるロフトワークとの連携も、これまで以上に高まりそうです。

以前からロフトワークとはお付き合いさせてもらっていましたが、セミナーや販促物のクオリティが高く、そのマーケティング力に興味を持っていました。参考にさせて頂きたいなと。今回当社の制作物をお願いするなかで、それに触れることができたと思っています。

会社案内などの販促物を外注したのは、今回が初めてで、どのように進めたらよいか分からなかったのですが、ロフトワークがスケジュールを立ててくれ、率先して引っ張ってってくれました。「欲を言えば、もう少し“優しい”計画を立ててもらいたかったですが(笑)、そのおかげで決められた日に高品質なものをつくりあげることができたと思っています。
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