ブログを活用したリアル店舗への集客支援に向けて、思いをひとつに
| 導入サービス | 【 ブログサイト構築 】 【 プロモーションWeb構築 】 |
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| キーワード | 【 Webサイト 】 【 ブログ 】 |
| 使用ツールほか | TypePad |
Webサイトの立ち上げにあたっては、制作パートナーの存在が重要な要素となります。偶然の出会いからスタートしたロフトワークとの連携で、短納期でありながら、満足度の高いサイトを完成させた株式会社ぐるなび。プロジェクトをスムーズに進行できた理由を、ご担当者様に伺いました。
“食のトータルサイト”を目指して1996年にサービスを開始して以来、便利なグルメ情報検索サイトとして多くの人に利用されている「ぐるなび」。この運営を手がけるのは、レストラン検索サービスの先駆者と言える株式会社ぐるなびです。同社では、さらにインターネットユーザーの幅広いニーズに応えていくために、“食”の枠を飛び越えた事業展開にも力を注いでいます。
その1つが、東京メトロと共同で運営する、東京のおでかけ情報サイト「Let’s Enjoy TOKYO」。季節に合わせた旬のおでかけ情報はもちろん、ショッピング、ホテル、映画、美術館、ビューティ、スクールなどのカテゴリー別に、都内のさまざまなおでかけスポットやイベント、さらには知っておくと便利な情報までを幅広く紹介。その名のとおり、東京を楽しむために欠かせない、魅力的な情報がぎっしり詰まったサイトです。
同社Let’s 事業推進department 企画グループのグループ長を務める伊東周晃氏は、「東京をもっと楽しく!もっと便利に!がコンセプト。サイトを通じておでかけを喚起していくことで、東京メトロにとっては利用客の増大が狙えます。一方、『ぐるなび』との関係で見ると、一見畑違いのサービスのようですが、実はおでかけの重要な要素となるのがグルメ。つまり、おでかけとグルメとの相性は非常によく、お互いにシナジー効果を生める領域であると考えています」と語ります。
同社では現在、「Let’s Enjoy TOKYO」の中でも、ユーザーのおでかけシーンとして上位に位置付けられるカテゴリー「ビューティ&リラクゼーション」に注目し、事業としてこの分野のサービスを重点的に強化していこうとしています。
「ビューティ系の業態は他の業態に比べて、Webなり紙なり、いろいろな販促媒体を使って集客していこうという意識がもともと高いんですね。ですから、当社から確実かつ効果的な集客方法がご提案できれば、ビジネスとして、ちゃんとしたカタチになっていくだろうという考えです」と伊東氏。そこで、このカテゴリーを強化していくにあたり、店舗向けに提供してきたサービス内容を見直すことになったのです。
株式会社ぐるなび
Let’s 事業推進department 企画グループ
グループ長 伊東周晃様
これまでは、加盟すれば「Let’s Enjoy TOKYO」の中にお店のホームページが持てるというだけで、他の商品はオプションで提案するというスタイルでした。同社はこれを、競争力ある商品を最初からワンパッケージにして提供するスタイルへと変更。パッケージ化されたサービスの中には、今回ロフトワークの協力のもとに立ち上げた新しいコンテンツ「サロンに聞いてGo!」の利用も含まれることになりました。
サロンならではの専門用語や、お店では聞きにくいことなど、気になっていても結局そのままにしてしまう疑問は案外多いもの。“キレイの疑問、解決します”とうたった「サロンに聞いてGo!」は、ユーザーが疑問に思うようなことをうまく拾い上げ、第三者が解説するのではなく、店舗の生の声で回答することで集客効果につなげていこうという企画です。
株式会社ぐるなび
Let’s 事業推進department 企画グループ
杉本真衣子様
以前からあたためてきたというこの企画は、サービス内容の見直しをきっかけに動き出しました。通常はディレクションも含めて、社内のリソースでプロジェクトをまわすことが多いという同社が、なぜロフトワークに制作を依頼したのか。それは、あるサイトに掲載されていたロフトワークのディレクター紹介記事が1つのきっかけでした。
「今回のコンテンツには、すでに導入済みのTypePadを利用することを前提に、カスタマイズも必須になるだろうと想定。非常に短納期であることを考えても、当社側が最低限の調整事項のみでプロジェクトを進められるようでないと厳しいと思われました。そこで、ディレクション能力を強くアピールされていた記事を思い出し、ビジネスブログの構築経験も豊富なロフトワークに相談することにしたのです」(伊東氏)。
サロンの初心者向けに、言葉で確かな情報を伝えてあげたい。これが、「サロンに聞いてGo!」のコンセプト。実際には、同社が用意した質問に対して回答を希望する店舗が原稿を用意し、編集部がチェックした上で公開するというプロセスになるものの、ユーザーには、まるで店舗への突撃インタビューが行われたように見せたいとの思いがありました。伊東氏と同じLet’s 事業推進department 企画グループに所属する杉本真衣子氏は、次のように振り返ります。
「なるべくシンプルにコンテンツを見せるだけでなく、できるだけわかりやすい言葉で、なおかつ親しみやすいイメージで伝えたいと考え、当初からキャラクターを起用する予定でいました。そんなときに役立ったのが、ロフトワークのクリエイターコミュニティです。どんなイラストレーターがいるのかとのぞいていたら、ちょうどイメージにぴったり合う方が見つかり、こちらからイラストレーターを指名する形でロフトワークに依頼しました」。
「サロンに聞いてGo!」イメージキャラクター ミガキちゃん
タイミングよくスケジュール調整がつき、指名したクリエイターを問題なくアサインできたのは幸運でした。デザイン提案とフィードバックの繰り返しで双方が疲弊することもなく、最初から明確なイメージを共有できたことは、1ヵ月半もないという短納期のプロジェクトにおいて重要なポイントだったと言えるでしょう。
「通常のプロジェクトでは、クリエイターがどういう方なのか、こちらにはまったく見えません。もちろん、常にピンポイントで指名した方に依頼できるとは限りませんが、それでも、どういうクリエイターがどのようなスキルを持っているのかが事前に見えているというのは、他の制作会社にはない大きな魅力だと思います。何よりも安心感が違いますね」と杉本氏。
同社が作成した構成案に基づき、ロフトワークは初校の段階で2つの案を提示。同社によれば、すでにこの時点でイメージどおりのものに仕上がっていたとのこと。大きな修正もなく、プロジェクトはスムーズに進行していきました。
TypePadの管理画面
ほぼすべてが順調に見えたプロジェクトも、納期が迫る中で、ASPサービスの限界に直面することになります。TypePadでは、ASPであるが故にカスタマイズ範囲に制約があり、予定していた仕様の中でどうしても実装できないものが発生したのです。ロフトワークのディレクターはこう振り返ります。
「ASP型ブログサービスであるTypePadはMovableTypeとは違って、サイト設計上の制約があり、たとえば他のブログのエントリーをトップページに表示させるなど、実現に向けて苦労した部分もありました。それでも、JavaScriptで最新記事を出力するための機能を実現するなど、可能な範囲で最大限のサイト設計を目指しました」。
こうしたロフトワークの対応について、杉本氏も、「スタート時にサイトのコンセプトをきちんと共有できていたこともあって、制約がありながらも、最後まで諦めることなく改善案を考えていただけました。これまで、外部の制作会社とコンセプトまで共有できた経験があまりなく、その点で大変心強かったですね。また、私自身ブログについての知識があまりない中で、すっかり安心してお任せできたこと、結果としてコンセプトどおりのものを実現できたことに満足しています」と評価します。
予定どおり5月末にオープンしたサイトは、社内でも好評。ターゲットの女性を意識したピンクのカラーをベースに、レポート用紙をあしらったヘッダ画像を用い、キャラクターの「ミガキちゃん」を効果的に配置。当初の狙いどおり、シンプルで、わかりやすく、親しみやすい印象です。また、SEO対策を図るため、1テーマ1ブログで構成するといった工夫も施されています。
コンテンツとしての評価が見えてくるまでにはもう少し時間が必要で、当面は、さらなる発展形を見据えながら新しいコンテンツを活用していくことになるでしょう。「コンテンツとしてはまだまだ完成形ではないと考えています。たとえば、ユーザーと店舗が直接やりとりできるような環境を提供できるのも、ブログのメリットです。立ち上げた時に、機能の制約により実現できなかった仕掛けも含めて、そういう方向性も模索していきたいですね」と杉本氏。
今回のプロジェクトでは、短納期にもかかわらず満足度の高いサイトを実現できたことに加え、思いをひとつにすることの大切さを実感できたのも大きな成果の1つ。このことが、両社の信頼関係をさらに強めたと言えそうです。偶然の出会いが導いたロフトワークと同社の連携に、早くも次の展開が期待されます。

TypePadのカスタマイズが必要になることや、非常に短納期であることなどから、当社側が最低限の調整事項のみで進められるようでないと、今回は厳しいだろうと判断。そこで、ビジネスブログの構築経験が豊富で、ディレクション能力の高いロフトワークに依頼したいと考えました。

どういうクリエイターがどのようなスキルを持っているのかが事前に見えていると、何よりも安心感が違いますね。また、スタート時にサイトのコンセプトをきちんと共有できていたことで、数々の制約がある中でも、結果としていいものが出来たと思います。
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