Home > 実績とお客様の声 > 学校法人真宗大谷学園 大谷大学

学校法人真宗大谷学園 大谷大学

Web

大谷大学CMS導入リニューアル

Webサイトの役割を見直し、情報の体系化と差別化にこだわったハイセンスなサイトが完成

  • 情報の整理と体系化に向け、CMSの全面的導入と、単科大学ならではの特性とクライアントのニーズを踏まえた的確なユーザビリティやデザインを提案
  • 目的達成に向けてクライアントとベクトルを合わせることで関係者全員が一丸となり、携帯サイトおよび多言語サイトの構築を含む大規模プロジェクトを円滑に遂行
  • 直帰率が30%台へと低下し、日経BPユーザビリティ調査でも高い評価を獲得するなど、リニューアル直後から顕著な変化が表れ、ユーザビリティ改善による一定の成果を実感
導入サービスCMS構築
キーワードWebサイト 】 【 CMS 】 【 携帯
使用ツールほかWebRelease2

学生募集という喫緊の課題に直面し、手付かずだったWebサイトの役割を再考

1665年に京都・東六条に開創された東本願寺の学寮を前身とし、京都市北区小山上総町に本部キャンパスを構える大谷大学。文学部のみの単科大学である同学は、親鸞の仏教精神に基づき、“人材”ではなく“人物”の育成を目標とする学び、すなわち「人間学」を教育・研究の基礎に位置づけ、小規模ながらも広く一般社会に開かれた大学へと発展を続けています。

インターネットの進化に伴い、企業に限らず、大学においてもWebサイトの重要性が高まる中で、これまで紙媒体による情報発信を優先してきた同学も、変革への決断を迫られていました。リニューアルのプロジェクトを担当した同学企画課 チームリーダーの高藤 啓氏は、次のように振り返ります。

「過去のデータが延々と蓄積され続けてきたため、何をどう整理していいものか、なかなか着手できずにいたのですが、学生募集という喫緊の課題に直面し、いよいよWebサイトの改善に取り組むこととなりました。受験生向けの情報の整理と体系化が必要であると同時に、一方で教育機関として社会的に評価されるためには、教育・研究の成果をきちんと発信していかないといけません。この2つが動機付けになりました。

約6,000ページ規模に膨らんだサイトはメンテナンス性においても課題を抱えており、情報発信力を強化していくためには運用面の改善も必須でした。「修正が発生するたびに、外部の委託先とのやりとりに時間が割かれます。最初から全面的なCMS導入を前提としていたわけではありませんが、学内で更新してスピードアップを図りたいという思いはありました」と高藤氏は説明します。

さまざまな制約がありながらも、妥協することなくクオリティの高いサイトを追求

「我々は単科大学とはいえ、色々な分野の教育・研究を行っています。総合大学とは違い、文学部という大きなくくりの中に複数学科が構成されているのが特徴で、ここが一番表現したい部分でもある。どんな表現をすれば、各学科の情報に少ないクリック数で到達できるか。この点で工夫が必要になりますから、パートナー選びにおいては、各社のサイト設計の考え方を重視しました」と高藤氏。

議論を重ねたドキュメント

大学の特性を踏まえた的確なユーザビリティの提案に多くを期待した同学は、ロフトワークをパートナーに迎えてプロジェクトを開始。CMSを全面的に導入したリニューアルは、旧サイトのボリュームに加え、携帯サイトと多言語サイト(英語・中国語)の構築も同時進行し、決して簡単ではありませんでした。

しかも、東京と京都という遠距離にもかかわらず、対面して行える打ち合わせは1回だけ。コミュニケーションのズレを回避するため、電話やメールでの頻繁なやりとりに加え、ツールを活用した進捗状況の共有が欠かせませんでした。

大谷大学 高藤啓氏

高藤氏は、「今回はメニュー構造、デザインの表現方法、膨大なコンテンツの整理・体系化の3つが重要なポイントになりました。これらの成否は、結局は人対人の関係で決まってきます。特に鍵を握るのが構造設計でしたが、ロフトワークに絶妙なキャスティングでプロジェクトを推進していただいたおかげで、とてもやりやすかったです。納期や要件などの制約がある中でも、ロフトワークは絶対に妥協をしない。我々の熱意や意図を理解し、よく応えてくれたと思います」と評価します。

とはいえ、遠距離がプロジェクトのハードルを高めていたことは否めません。ロフトワークの担当ディレクターは、「お客様のデザインに対する強いこだわりもあり、クリエイターとの間で何度となく調整が発生するなど難しい局面もありました。それでも、お客様と良好な関係を構築できたのは、最終的に良いサイトを実現するという目的に向かってベクトルを合わせることができたからでしょう」と振り返ります。

約55%だった直帰率が30%台へと大幅に減少し、下位ページからのアクセスも増加

高藤氏が「他校との差別化を図るためにも、敢えてよくありがちな爽やかなイメージにはしませんでした。サイトをご覧になった方々が実際にキャンパスを訪れたときのギャップにも注意しました」と語るように、デザインにこだわり抜いたサイトはハイセンスな雰囲気が漂い、歴史と文化の街「京都」を感じさせつつ、安心感と包容力を兼ね備えた風合いに仕上がっています。

完成したサイト 日本語・外国語サイトと携帯サイト

まだリニューアルして間もないため、費用対効果は評価できないものの、自然検索による訪問者数を確実に維持できているほか、以前は55%程度だった直帰率が大幅に減少。リニューアル後は30%台を維持しており、下位ページから入ってくる訪問者も加速度的に増えつつあります。また、平均滞在時間が向上していることから、必要な情報がきちんと読まれていることが伺えるだけでなく、全体の閲覧ページと比較して学科ページの閲覧数が多く、綿密なサイト設計によるユーザーの効果的な誘導も実現できているようです。

さらに、日経BP社の全国大学サイトユーザビリティ調査では、目標としていた70点以上の評価を獲得。関係者の自己満足で終わるのではなく、外部の評価が付いてきたことで、学内の雰囲気も一気に変わりました。「リニューアルの意義について認知されるようになり、積極的に情報発信するには、何をどうしたらよいかを考えようとする空気が生まれています」と高藤氏。

また、情報発信のスピードが向上し、より良いサイトに向けた細かい改善が迅速に行えます。YouTubeやGoogleマップ、Googleストリートビューなどの他のサービスも容易に取り込めるため、コンテンツの表現力も一層高まっています。将来的にTwitterとの連携にも関心を寄せる高藤氏は、「差別化のための環境は整ったわけで、これをどう活用していくかにかかっています。ロフトワークにも、ぜひアイデアをいただきたいですね」と語り、CMS導入に確かな手ごたえを感じるとともに、未知の可能性に期待を膨らませています。

お客様情報

高藤 啓様

大谷大学/大谷大学短期大学部 企画課 チームリーダー/高大連携推進室

高藤 啓様
COMMENT

今回は、メニュー構造、デザインの表現方法、膨大なコンテンツの整理・体系化の3つが重要なポイントになりました。これらの成否は、結局は人対人の関係で決まってきます。ロフトワークに絶妙なキャスティングでプロジェクトを推進していただいたおかげで、とてもやりやすかったです。納期や要件などの制約がある中でも、ロフトワークは絶対に妥協をしない。我々の熱意や意図を理解し、よく応えてくれたと思います。

この事例に関するお問い合わせ



Copyright© 2000-2012 Loftwork inc. ALL Rights Reserved.