CMS導入でPDCAサイクルをスピーディーかつ継続的に回す仕組みを構築
| 導入サービス | 【 CMS構築 】 【 企業サイト構築 】 |
|---|---|
| キーワード | 【 CMS 】 【 Webサイト 】 【 BtoB 】 【 オウンドメディア 】 |
| 使用ツールほか | WebRelease2 |
株式会社ネクスウェイは、ドキュメントデリバリーからマーケティング支援、業種業務に特化したサービスまで、B2Bコミュニケーションにこだわった多様なサービス・ソリューションのラインナップを揃え、情報を届けることで受け手が“動く”コミュニケーションスタイルの創造を目指しています。
ビジネス価値を生む情報提供のあり方を追求する企業として、自らのコーポレートサイトにも、顧客を動かす重要なツールとしての役割を求める同社。「会社を紹介するというより、販促の色合いが強いのが特徴です。Webサイトからアクティブに見込み顧客を獲得することを一番の目的としています」と語るのは、同社マーケティングソリューション推進部 サービス企画グループ 兼 販促企画グループ グループマネジャーの松井俊彦氏です。
コーポレートサイトの役割を持ちつつもより多くのお客様の課題に対応するソリューション解決型のWebサイトに
株式会社ネクスウェイ
垣内 聡実氏
さらにリニューアルを決断した経緯を振り返り、同社マーケティングソリューション推進部 販促企画グループ リーダーの垣内聡実氏が、「従来はプロダクトアウトの発想で運営してきましたが、これからはコーポレートサイトの役割を持ちつつも、特設サイトのような、より多くのお客様の課題に対応するソリューション解決型のWebサイトにしていきたいとの考えがありました」と説明します。
具体的には、Webサイトの構造上の問題に加え、もう一つ重要な課題を抱えていました。それは、PDCAサイクルが回せていないということ。実施した結果を自動的に取得して評価する仕組みがないだけでなく、運用体制が未整備であるために、何かをやろうとするときに誰に何を頼めばよいのかが不明だったり、工数がかかり過ぎたりと、スピード感がないことが問題となっていたのです。また、新しい情報を追加するたびに外部に発注していたため、そこでも多くの時間とコストをロスしていました。
株式会社ネクスウェイ
松井 俊彦氏
PDCAサイクルを効果的に回し、スピード感のあるWebサイトの運営を実現するために不可欠だったのが、コーポレートサイトへのCMS導入という選択です。そこで、CMS導入に豊富な実績を持つロフトワークを制作パートナーに迎え、リニューアルに向けたプロジェクトがスタートすることになりました。
「CMSをセンターに据えて機動的にWebサイトを運営するという点において、ロフトワークの経験とノウハウに多くを期待しました」と松井氏が語るとおり、最も重視したのはリニューアル後の運用です。デザインを一新するとか、単に運用を効率化して更新コストが削減できればよいというのではありません。新規顧客の獲得につながるWebサイトをいかにして実現していくかが重要なテーマであり、ここに有効な解決策を求めたのです。
リニューアルに関する要件定義や方針の策定は、プロジェクトが始動する前に完了していたため、ロフトワークは主に情報設計とCMS(WebRelease 2)のテンプレート開発を担当。しかし、一般的なテンプレート開発とは異なり、同社がPDCAサイクルを回すために必須と判断した要件への対応は決して単純なものではありませんでした。同社Rainbow推進Prj. 兼 マーケティングソリューション推進部 カスタマーオリエンテッドマーケティング推進Prj.の浅井敏宏氏は、次のように説明します。
株式会社ネクスウェイ
浅井 敏宏氏
「今回のプロジェクトで特徴的だったのは、当社で運用しているCRMのデータベースと、それぞれに思想の異なる4種類のアクセス解析ツール、この2つをCMSと連携させた点です。CMSの知識も必要ですし、アクセス解析ツールの特質やCRMの構造も理解していなくてはならない。お互いが手探りの中で進める難しさはありましたね。静的なサイトを作るならすんなり終わったのでしょうが、この連携部分ではかなりの労力を要しました」。
一方、プロジェクトを担当したロフトワークのディレクターは、「徹底的にテンプレートの汎用性を追求しただけでなく、ユーザーの行動特性に応じた問い合わせボタンを設置して導線を強化したり、回遊率の向上に向けて各ページに対応する関連情報を大量に整備したり、新規顧客の獲得という目標に対して考え得る限りの施策を提案、実行するように心がけました」と振り返ります。
PDCAサイクルをスピーディーかつ継続的に回せるプラットフォームが確立
試行錯誤の末、当初の計画どおり、CMSを使って取得したログデータをCRM側で多角的に分析できる環境が実現。「Webサイトでのアクションごとに目標を立て、実績との比較を可視化できる。つまり、“有効な商談を増やすための知見を残し、組織的に共有する”仕組みを構築し、これをプラットフォームとして、PDCAサイクルをスピーディーかつ継続的に回せるようになりました」と浅井氏。
課題であったスピード感も大きく改善
さらに垣内氏も、「B2B企業の場合、一般的にWebサイト経由での引き合い件数はそれほど多くありません。そんな中、当社がPDCAサイクルを回す仕組みを作り上げたことで、個々の顧客のポテンシャルに沿ったアプローチができるようになったことは、大きな前進です。」と自信を覗かせます。
また、課題であったスピード感も大きく改善。従来の年間十数ページという更新頻度をはるかに超え、リニューアル後は半年間に約100ページという勢いで新しい情報が発信されており、更新頻度と比例するようにセッション数も上昇。ネクスウェイを知らずに訪れる顧客との接点が、確実に広がりつつあることを実感しているといいます。
CMS導入を機に、将来にわたって進化し続けるWebサイトを手にしたネクスウェイ。その成功の鍵は、松井氏の、「完成したサイトをどう使うかというところに重点を置き、マーケティングとクリエイティブとシステムの三位一体で考えていくことで、真に有益なサイトが実現するのだと思います」という言葉に集約されています。

新規顧客の獲得につながるWebサイトをいかにして実現していくかが重要なテーマであり、ここに有効な解決策を求めました。CMSをセンターに据えて機動的にWebサイトを運営するという点において、ロフトワークの経験とノウハウに多くを期待しました。

今回のプロジェクトで特徴的だったのは、当社で運用しているCRMのデータベースと、それぞれに思想の異なる4種類のアクセス解析ツール、この2つをCMSと連携させた点です。これにより、“有効な商談を増やすための知見を残し、組織的に共有する”仕組みを構築し、PDCAサイクルをスピーディーかつ継続的に回せるようになりました。

B2B企業の場合、一般的にWebサイト経由での引き合い件数はそれほど多くありません。そんな中、PDCAサイクルを回す仕組みを作り上げたことで、個々の顧客のポテンシャルに沿ったアプローチができるようになったことは大きな前進です。
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