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Column コラム

もはや書籍不要? 『Webライティング実践講座』の要点まとめ

Mariko Suzuki

パブリックリレーションズ / 「loftwork.com」「YouFab」コーディネーター
鈴木 真理子

Haruka Nihonyanagi

クリエイティブディレクター
二本柳 春香

増刷決定! 書籍の要点をまとめてみました。

「文章を書く」のは好きですか?
「文章を書く」機会は多いですか?
「文章を書く」職業ですか?

文章を書く。インターネット時代、それは、小説家やライターや記者だけの仕事ではありません。メール、企画書、Webサイトのコンテンツ、ブログ、プレスリリース、ソーシャルメディア……などなど。わたしたちを取り巻くコミュニケーションは、「テキスト」を介してどんどん加速しています。言葉ひとつで、仕事がうまくいくこともあれば、あらぬ誤解を受けることも……ありますよね?

「どうしよう! ”書く”って難しい……!!」

そんな心の叫びを察知し、企業のWeb活用を支援しているロフトワークが、アスキー・中野編集長と一冊の本を出版しました。それが、書籍『Webライティング実践講座 〜ニュースリリースから商品説明まで〜』です。おかげさまで、昨年末の発売以降、大変好評いただき、増刷決定!嬉しい限りです。

使える!Webライティング・テクニック ★ ベスト3

今回の増刷を記念し、「本を読む暇がない」というアナタのための「よりぬきWebライティング・テクニック」をお届けします。このコラムを読めば、書籍は不要!……というには、ちょっと量が少ないかもしれませんが、きっとお役にたつはずです。

1. 素人の文章は半分に削れる (p.73)

出版社や新聞社では、「素人の文章は半分に削れる。やってみろ」と、新人を鍛えることもあるそうです。手順はシンプル。

1. 文ごとに箇条書きにし、2. 客観的事実でない行を削除、3, 関連する行をグルーピング、4. 説明が重複する行を削除、5. 冗長な表現を削除、 6. グループごとに文を整える 7. 文章を整え、文法の誤りを直し、装飾する……です。

言葉だけの説明だと難しく感じますが、「冗長な表現」を直すだけでも読みやすくなります。「あの」「その」等の指示語や、「そして」「だから」等の接続詞、他にも「〜すること」「行う」等の乱用にご注意

スタッフのブログ原稿を添削してみました。短く読みやすい文には、推敲が大事。

2. 常識を覆す「煽り見出し」はSNSでも使える(p.30)

SEO見出し、煽り見出し、要約見出し……『Webライティング実践講座』では、3種類の見出しを効果的に使うことをオススメしています。その中でも「煽り見出し」は、思わず「クリック&シェア」したくなるような見出しです。

効果的な「煽り」は、当たり前だと思っている「常識」を覆すことで作れます。たとえば、ロフトワークで企画・運営を支援しているオムロンヘルスケア社の「ねむりラボ」では、こんな見出しが人気でした。

「お肌のゴールデンタイム」はなかった!? すっぴん美人のねむり勉強会に行ってきました。
寝る前の「牛乳」に効果ナシ!? 快眠のための飲食術

たしかに、「えっ、ナニナニ?」とクリックしてしまう記事って、こういう見出しが多いですよね。ちなみに、上記2つの見出しはSEO的にも効果が高く、サイト流入に繋がっているそうです。

ねむりラボの人気記事も「煽り見出し」

3. あらすじは『転』からつくる(p.18)

煽り見出しにも通じる考え方ですが、伝えたいことをそのまま「起承転結」型でストレートに書いても面白くありません。心に残るストーリーは、物語が動く、「転」から書きはじめると効果的です。

ということで、ロフトワークの広報ブログでも「転」から書くあらすじづくりを実践してみました。

企業ロゴ撤廃で愛が深まる!? ロフトワークの名刺はちょっと変わっています。

何気ない日常も「転」から書くと、コンテンツになる!

*「起承転結」でストレートに書いた場合
・クリエイティブの会社として、自社のCIも個性的でありたいと思っています
・そこで昨年、ロフトワークのロゴ使用ルールを変えました
・従来のロゴを無くし、手書きで表現するスタイルになりました ←ここが「転」!
・なので、社員の名刺も色んな種類があります

このままだと、ちょっとつまらないですよね。

*「転」から書いた場合
・企業ロゴを撤廃しました ←ここに「転」!
・えええ、そんなに自由でいいの!? と、スタッフもびっくり
・でも実際にはじめてみると、社員のロゴも個性的で楽しい感じです
・クリエイティブの会社なので、各自がコミュニケーションをデザインしています!

という感じの構成にしています。

このブログ記事、公開後すぐに「500いいね!」を超えるなどロフトワークとしては、かなり好評でした。ネタも良かったのですが、驚いてもらうためのストーリー構成を練ったことが反響につながったのでは。

使えるランキングは、「Webライティング班」が厳選しました。
おまけクイズもどうぞ!

以上、いかがだったでしょうか? この「使えるランキング」は、ロフトワークの「Webライティング実践班」(※)が独断と偏見で選出しました。

ちなみに、Webライティング班では、ウルトラクイズ風のライティング問題もつくってみましたよ。良かったらちょっと遊んでみてください。(Webライティングの考え方を楽しく紹介する目的で作ったので、問題はゆるい感じです。暖かい目で読んでいただけると嬉しいです)

※ロフトワークには、「班活動」という仕組みがあり、部署横断チームで、3ヶ月単位の「テーマ研究」をしています。 


つづきは、書籍で♪

書籍では、演習問題も含めて、さらに詳しい書き方Tipsを紹介しています。電子書籍もありますので、良かったらご覧ください。合い言葉は「センスではなく、テクニックで書く」。ひきつづき私たちも修行してまいります!

『Web ライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで』

編著:林千晶(ロフトワーク)、中野克平(アスキー・メディアワークス)
著者:井上果林、小川治人、君塚美香、中田一会、吉澤瑠美(ロフトワーク)
出版社:アスキー・メディアワークス
定価:2,100 円(税込み)
刊行:2012 年 12 月 12 日

ロフトワークの「Web ライティング研究会」シリーズが書籍化されました。全ての人に文章力が求められる Web 時代。センスではなくテクニックで書く方法をご紹介

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Kindle版を購入

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