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Play-a-thon 未来をデザインするvol.3 – 音楽 演奏をリデザインする 開催レポート
  • 6
    3月
  • 有料
  • 東京

レポート掲載中

loftwork Lab(ロフトワーク 10F)

Play-a-thon 未来をデザインするvol.3 – 音楽 演奏をリデザインする 開催レポート

ロフトワークでは、“未来をデザインする”というコンセプトのもと、イノベーションを起こすプロセスを体感するシリーズイベントを開催中です。第1回の「宇宙」、第2回の「家事」に続く今回のテーマは「音楽」。“音を楽しむ”という原点に立ち返り、未来の楽器、さらには未来の演奏についてアイデアを競い合う、その名もPlay-a-thonを実施。求められるアウトプットが演奏とあって、ワーク中もあちこちから不思議な音が飛び交い、いつもとは違うポジティブな波動に包まれ続けた2日間でした。

Day1:未来の音楽を考えるヒントは“コミュニケーション”にある?!

挨拶に立ったロフトワークの君塚は、「今日のためにスタッフのTシャツまで作りました」と気合いを見せ、「アウトプットに正解はありません。初対面の人とのワークでは、おそらく予想もしないことが起きるでしょう。ぜひ予定不調和を楽しんでください」とコメント。続いて、協賛のヤマハ株式会社 神谷泰史氏が開催趣旨について説明しました。

ヤマハ株式会社 DMI開発統括部 技術開発部 要素開発グループ 主任 神谷 泰史氏

神谷氏はまず、「ここ数年の音楽・楽器の流れを振り返ると、弾く・吹く・叩くといった動作におさまらず、タブレットように触ることで奏でたり、アクションやダンスによって、あるいはセンサーが何かを検知して音を出したり、演奏のスタイルが多様化している。同時に、何をもって音楽を楽しいと感じるか、人々の価値観も多様化している」と指摘。

変化する時代の中で、「楽器メーカーとしてこれからの楽器について考えるにあたり、演奏とは何か?演奏の何が面白いのか?といったところをもう一度考えてみる必要がある」と神谷氏。そこで、新しい演奏のカタチをデザインし、楽器を創るところから一緒に手を動かしてみようと企画されたのが今回のイベントです。最終ゴールは新しい楽器を創ることではなく、実際に演奏すること。音楽業界で活躍するアーティストやクリエイターの力も借りながら、2日間にわたるワークに取り組むことになります。

ここで、ゲストで参加したアーティストの紹介が行われました。

Kezzardrix

関西在住のアーティスト。京都、大阪を中心に、自作ソフトウェアを駆使したインタラクティブな映像と音楽、モバイルデバイスを用いたパフォーマンスなどを行っている。国内外を問わず様々なアーティストのVJとして活動する一方で、2012年からオーディオビジュアルグリッチジャズユニット「SjQ++」で映像メンバーとしての活動をスタート。すべてプログラミングで映像を作っているのが特長で、音楽に合わせた即興的な映像表現にチャレンジしている。SonarSoundTokyoやA Taste of Sonar、taico club、REPUBLIC、Out of Dotsなどの大規模フェスにも出演。

DUB-Russell

東京を拠点に活動する首藤陽太郎氏(左)とNOEL-KIT氏(ノエルキット)(右)によるユニット。2010年12月、TokyoMaxUsersGroupでのライブセッションを機に、DUB-Russellとして本格的に活動を開始。基本的に即興を重視したライブ活動を展開しており、次元をねじ曲げたような強烈なビートと、その奥に見え隠れする美しいサウンドスケープを併せ持つ斬新なサウンドで、圧巻のパフォーマンスを行う。CHANELのプロモーション映像に楽曲が使用されたり、ジェフ・ミルズのアルバム「Where Light Ends」にRemixで参加したり、各方面で高い評価を受ける注目のユニットである。

円谷プロダクション 企画製作部 LSS 伊藤伸朗氏

ウルトラマンなどのキャラクターや小物の造形を担当する「LSS」という部門に所属。特殊造形工房のメカニカル担当、歯科技工士、インフラSE、自動車や家電のデザインモデル製作など、さまざまな仕事を経験したあと、円谷プロダクション特撮スタジオに参加。電飾、ギミック担当として、PIC、Arduino、Xbeeなど、見えない部分でMaker的デバイスを大量投入するほか、3Dデータを活用した造形プロセスの構築などを担う。今回のイベントでは、デザインしたアイデアを実現する際に「ハードウェア的なインターフェイスの部分でお手伝いできれば」と語る。

新谷垣外(しんやがいと)氏

Web Audio API の可能性を追求し続ける株式会社g200kg の代表。音系プログラマーとしてネイティブアプリ、Webアプリで楽器系アプリケーションを開発してきた。2013年秋、W3C非公認 Web MIDI APIのゆるキャラ「みでゃっぴー」をデザインしたところ、思いがけずMIDI規格の策定団体から好評いただき、Facebookの公式アイコンやステッカーに使用されている。3Dプリントでマスコットも販売中。「技術系の動きは非常に速く、気が付くと世界が変わっていたりする。今日はみなさんと一緒に興味深いところを探ってみたい」とコメント。

続いてロフトワーク西本泰司をモデレーターに、ヤマハの神谷氏、DUB-RussellのNOEL-KIT氏、Kezzardrixこと神田氏の3名によるトークセッションを実施。西本は、「音楽についてアーティストと語り合うことで、みなさんに音楽に対する視点を広げてもらい、ワークショップのインプットにしたい」として、終始“スーパー発散”“予定不調和”で話を進め、音楽に関連するさまざまなキーワードを引き出していきました。

シニアディレクター 西本泰司

中でも最も印象的だったキーワードは「コミュニケーション」。たとえば、他者の働きかけに反応して音を出したり、演奏する人と聴く人が一体となって何かを生み出したりなど、作る人・演奏する人・聴く人の境界がなくなり、「コミュニケーションの幅が広がることが演奏表現の広がりにつながっていく」(神谷氏)と考えることができます。この「音楽はコミュニケーションの要素が強い」という気付きは、Play-a-thonを進める上でも大きなヒントとなりました。

ランチもハックするアイスブレイクランチ!

トークセッションに続き、アイスブレイクを兼ねたランチミニハッカソンが始まりました。ランチ自体も作って鑑賞してそして食べようという試みです。各自様々な材料を使い「わたし☓音楽」をテーマにオリジナルサンドウィッチを作りに挑戦。午後からのPlay-a-thonに弾みをつけました。

ディレクター石部の音頭でランチハッカソンを実施

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