Home > ニュース > 2011年 > FabLab 鎌倉に潜入してきました
前回と同じ写真で失礼します…。
こんにちは。
広報ブログ2度目の登場となる渡部です。
最近広報以外の登場が目立っているこの広報ブログ。
実は密かにここを乗っ取ってしまおうと思っているのです(冗談です)。
さてさて、前回はロフトワーク社員合宿のレポートを書きました。
今回は「欲しいものは自分でつくる!」がテーマ。何でも作れちゃう話題の市民工房、FabLab(ファブラボ) 鎌倉訪問について書こうと思います。
2011年10月21日にFabLab 鎌倉に行ってきました。
鎌倉はとても好きな街の一つです。
なんでしょうね、あの独特な街の雰囲気。
じゃーん
ここがFabLab 鎌倉です。蔵です!
かなり立派な蔵ですよね。
築120年の酒蔵をリノベーションしたのだそう。
ちなみにこの蔵、東京R不動産で見つけたそうです!
東京R不動産といえば3331 Arts Chiyodaで開講中のPR講座で、
代表の林厚見さんの話を聞いたばかり。面白かったなー。
うーん、ちょっと不思議な繋がりを勝手に感じていました。
さて、若干話が逸れましたが本題へ。
そもそもFabLabってなに?な方の為に簡単に説明を。
FabLabはMIT(マサチューセッツ工科大学) Media Labで行われていた研究から生まれたプロジェクトです。
FabLabとはFabrication Laboratoryの略で、「ほぼあらゆるもの("almost anything")をつくる」を目標に掲げた市民制作工房とそのネットワークをいいます。工房にはレーザーカッターや3次元プリンターなど多彩な設備があり、それらを使って何でも自由に作り出せちゃう素晴らしいところなんです。
そして今回お邪魔したFabLab 鎌倉は2011年5月に開設した日本初のFabLabです。
FabLab 鎌倉立ち上げメンバーのひとり、渡辺ゆうかさんがお出迎え。
FabLabについて色々レクチャーしてくれました。
2階は作業場になっていて、3次元プリンターやレーザーカッターなどの機材が揃っています。
秘密基地みたいですげえ興奮!
こいつか!噂のレーザーカッターとは!
以前ロフトワークで行われたFabLab合宿でのこいつの活躍っぷりは聞いていましたが、今日やっと対面を果たせました…。これを使って様々なものをカッティング。想像力とアイデアさえあれば色々なものが作れます。伺ったときはちょうどフェルト生地をカッティング中で、面白い形のカーテンを作っていました。
こちらはCNCミシンです。自由自在に刺繍ができる優れもの。
その奥にあるのが自動の編み機です。うーん、仕組みはよく分からないけれど勝手に編み物をしてくれる優れもの!
どんどんいきます!
これ、なんだか分かりますか?
ちょっとびっくりしてしまったんですが、自家製の織機です。写真では分かりにくいんですが、奥にちゃんとした織機があります。でも意外と大きくて、手頃なお値段で手に入るんですが「欲しい!」と思ってもなかなか買えない代物なんですよね。
そこでFabLab 鎌倉の人たちは「だったら織機、じぶんたちで作っちゃえばよくね?」って感じでレーザーカッターを使って部品を切り出し、自分たちで道具からつくっちゃった!
「ほしいものは自分でつくる」すばらしい!!!
続いてこちらは試作品の木製ブックカバーです。
背表紙の部分にレーザーカッターで切れ目を入れて、ぐにょっと曲がるようになってます。この繊細な切れ目もレーザーカッターがあればサクっと簡単に作れちゃうんです。
まだまだ色々ありましたが、これで最後!笑
このへんてこな機械、FabLabの真骨頂!
持ち運びできるレーザーカッターだそうです。
といってもレーザーは出ないんですが、ペンやカッターなどをセッティングしてPCから絵などのデータを取り込むと、こいつが勝手に動き出して描いたり切ったりしてくれるんです。
これも必要に応じて作りだしたもの。
FabLabの人たちは必要とあれば何でも作っちゃうんです。
FabLab 鎌倉ツアーが一通り終わったところで今日のメインイベントである「デザイン×まちづくり」ワークショップが始まりました。
オーストラリアからの留学生ブランドン(一番手前)もワークショップに参加してくれました!
さて、なぜ今回ワークショップのテーマが「デザイン×まちづくり」かというと…
実は今「あしたデザイン室」というプロジェクトの一環で「渋谷のゴミネットをリデザインしよう計画!」(適当)が進行中なのです。そしてこの渋谷ゴミネットリデザイン計画をFabLab 鎌倉と一緒にやってみようということで、今回の訪問&ワークショップが実現しました。
「どうしたらデザインで街をきれいにできるか?」や「実際どんなデザインのゴミネットがいい?」など議論は結構白熱しました。
具体的に次のアクションが色々固まってきたところで小休憩。
ぼくらもレーザーカッターを使って何か作ってみよう!ってことになりました。
渡部は何事もまずは形から入るタイプです。
あしたデザイン室のみんなもどうやらそうらしく、とりあえずあしたデザイン室の看板作ってみよう!ってことで盛り上がりました。
アクリル板をセットして、スタートボタンをポチっと!
動きだしたー!
めちゃくちゃカッコいいー!
はい!あしたデザイン室の看板が完成しました! 結構途中の作業など省略しちゃいましたが、イラレをごにょごにょいじってデータを読み込んで、スタートボタンをポチっと押すだけで簡単にできちゃいました。
ちなみにこんなのも…
こちらもイラレをいじって…
ペーパーカッターをセットして…
あしたデザイン室ステッカー!
カワイイ!さっそく自分のMacbookに貼っちゃいました。
さてさて、これで無事FabLab 鎌倉での1日が終わりました。
めちゃくちゃ楽しかった!!!
FabLab 鎌倉訪問はかなり震える体験でした。
いくつか理由を考えたんですが、ぼく的にはこんな感じ。
これは本当に驚きです。少しだけレクチャーを受ければ、誰でも簡単にものづくりができます。
上のように看板作ったり、ステッカーを作ったりは序の口で、アイデアさえあれば何でも作れます!そしてそれを実現してくれる素晴らしいFabLabスタッフがいます!
渡部はこういうのに弱いです。もの凄くわくわくする。
個人的にTEDの地域版であるTEDxというものに関わっているんですが、こちらも全世界に広がるプロジェクト。そしてオープン、シェア。
FabLabの活動も世界中に広がっていて、今では16ヶ国に45の工房があるそうです。
そして各工房で培った技術やデータなどはすべて細かく集積され、共有されているそうです。
これも結構個人的には推しなポイントでした。
鎌倉の雰囲気も大好きだし、あの築120年の荘厳な蔵でのものづくりも興奮。
また慶應大学SFCが近いこともあり、SFCの学生がFabLabに自然と集まってきます。彼らはインターンとしてFabLab運営のお手伝いをしていました。
なのでFabLab鎌倉は若いです!若いパワーをものすごく感じました。
ちょっと長くなっちゃいましたが、FabLab 鎌倉訪問レポートは以上です!
本当に楽しかった。あしたデザイン室との今後のコラボレーションも楽しみです。
実はいろいろやっているロフトワークの小ネタやニュースなどを、ちょっとずつお伝えするスキマ家具的コーナーです。クリエイターポータルloftwork.comもどうぞよろしくお願いします。
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