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ロフトワーク広報ブログ

この春「UX」を学ぶなら!「体験のデザイン」のヒントになる8冊を選んでみました

Satomi Haraguchi

パブリックリレーションズ
原口 さとみ

この春「UX」を学ぶなら! 「体験のデザイン」のヒントになる8冊を選んでみました

開花宣言がされたと思ったらもう葉桜のシーズンですね。
春の浮き足立った感じが落ち着いたところで、やたら勉強欲にかられているPRの原口です。

先月「体験のデザイン」をテーマにしたイベント「loftwork Designing Approach #1」や「XPD」を開催したり、社内メンバーがもっと楽しく情報共有できるための企画をリデザインしたり、そしてもちろんプロジェクトでサービス全体のUX(ユーザー体験)を考えたり。ロフトワークでは、日々いろいろな体験を考える仕事をしています。

商品を市場に出しても簡単には売れない今の時代、商品そのものではなくそのモノを使った体験にこそ価値を感じる人が増えている、というのは実感する人も多いのではないでしょうか。
安い!便利!というのも確かに魅力。でも、一見「いいこと」と思われがちなこのポイントは、本当にユーザーが求めていることなのか?ユーザーにとってのゴールは何か?……と立ち止まって考え、ユーザーがゴールに至るまでのプロセスを見つめることは、これからのビジネスデザインの必須スキルといっても過言ではないはずです。

でも当たり前だけれど、「気持ちいい」と思えるUXは人それぞれ。より本質に近い、ユーザーの欲求にできる限り忠実な体験をつくるのは、至難の業です。自分の思考の枠を越えて、発想の着眼点を自由に往来して、「その人」の目線になり体験を考えること。
そのヒントになりそうな書籍を、「体験のデザイン」がテーマのイベント企画者や登壇者に選んでもらいました。

この春の課題図書に、ぜひどうぞ!

まずは身近なところから。「UX」を捉えはじめる初級編

選書:「XPD2016 SPRING」企画担当 マーケティング Div.

WIRED vol.20 特集: AI(人工知能)(2015、コンデナスト・ジャパン)

都市、映画、音楽、スポーツなどさまざまな切り口でAIの未来が語られていて、一遍の思考に偏らずにAIについて考えることができる一冊。これからの、人を取り巻くサービスとしてのAIを考える導入編にどうぞ。

さよなら、インタフェース-脱「画面」の思考法(2015、著=ゴールデン・クリシュナ、ビー・エヌ・エヌ新社)

体験をデザインする上で重要な、ユーザーとサービスの「タッチポイント」。インタフェースの進化により、今まで通りの「画面」設計ではかえって煩わしいものになる可能性もあるといいます。

人はいかに学ぶかーー日常的認知の世界(1989、著=稲垣佳世子・波多野誼余夫、中公新書)

認知科学的視点で「無気力」や「好奇心」の研究をしている著者が、「人はいかに学ぶのか」について改めてまとめた一冊。人の体験のデザインを考えるヒントになりそうです。

ユーザーの欲求に近づくための、実践編

選書:「Designing Approach #01」 スピーカー クリエイティブディレクター 青木大地

Contextual Design(1997、著=Hugh Beyer/ Karen Holtzblatt、Morgan Kaufmann)

UXを考えるときに最も重要なことのひとつ、「ユーザーのコンテクスト(文脈)を捉える」こと。異国、異性、他社etc。異なる文化をどう捉えてアイデアを発想するかを考えるヒントになる良書です。コンテクストを理解し、ユーザーが求める体験の本質に近づくために、ぜひどうぞ。

人間中心設計の基礎 1(2013、著=黒須正明、近代科学社)

文字通り「人間中心設計(HCD)」の基礎を学びつつ、実践するなかで辞書のようにも使える万能本。心得や知識など基礎情報から、インタビューやプロトタイピングといった実践のためのノウハウ、デザインへの評価まで。UX設計を考えるとき、手元に置いておくと何かと便利な一冊です。

エクスペリエンス・ビジョン(2012、著=山崎和彦ほか、丸善出版)

UXの心得はわかった。デザインリサーチもやってみた。ユーザー理解もなかなか深まった。では、ビジネスとのマッチングはどうだろう? ユーザーニーズとビジネスの落としどころを探り、施策としてかたちにするための手法が解説されています。

フィールドワークの技法(2002、著=佐藤郁哉、新曜社)

エスノグラフィー(民俗学)の研究のベースとなるフィールドワークのノウハウ本。フィールドワークとは何か、なぜ/どのようにやるかを学べます。多様な事例が紹介されていて、読み物としても楽しめますよ。

LEAN UX(2014、著=ジェフ・ゴーセルフ、オライリージャパン)

リーンスタートアップの手法をUXに応用させた一冊。観察や調査から導かれたアイデアは、どんどん試して精度をあげることが肝要です。分かっていてもいざやろうとすると難しい「リーン」なやり方を、ステップごとに詳細に解説しています。

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