Home > セミナー・イベント > 諏訪 光洋が日本Web協会主催「CMS Conference 2008」で講演
日本Web協会が開催する「CMS Conference 2008」にロフトワーク 代表取締役 諏訪光洋が講演とパネルディスカッションに参加しました。CMS Conference 2008は、2008年11月26日に東京両国KFCホールで開催。午前10時30分から午後8時までの10時間、合計500人が参加する一大イベントとなり、成功のうちに閉幕しました。
CMS Conference 2008は、企業にとって戦略的なCMS導入とはどのようなものかを導入事例を参考に検証し、最適なCMSの導入・活用法について紹介するイベントです。基調講演として、キノトロープ 代表取締役・スリーイント 代表取締役 門別諭氏が、昨今のWeb構築事情を紹介したのを皮切りに、同イベントのスポンサー企業であるCMSベンダー「インターウォーブン・ジャパン」や「FatWire」がCMS導入の最新動向を紹介。またクライ アント企業として楽天で制作と開発の改善に関わる清水誠氏も登壇しました。
ロフトワーク 代表取締役 諏訪光洋はCMS Conference 2008で、「CMS導入リーディングカンパニーが語る 大規模CMSサイト成功の秘訣」と題した講演を行いました。
講演の最初に「失敗の多くの原因がPOST理論の逆の順番をたどるため」と指摘。POSTとはP(People)、O(Objectives)、S(Strategy)、T(Technology)を意味します。多くの企業が、ターゲットであるPeopleから考えるのではなく Technology(技術)=ツール選定から入るため、本当に達成したいことがわからなくなる落とし穴にはまってしまう、と解説しました。
ロフトワークは、現在年間300をこえるプロジェクトを手がけ、複数の主要なCMS製品を導入可能。CMS導入におけるリーディングカンパニーを自負しています。2002年ごろまでは失敗プロジェクトが多かったロフトワークが、現在は逆に大型なCMS案件の破綻プロジェクトの建て直し依頼を受けるほどになりました。大きな転換となったのがプロジェクトマネジメントの世界的標準である知識体系PMBOKの導入でした。
プロジェクト失敗の要因は「CMS導入自体が大規模で難易度の高いプロジェクトであること」だと諏訪は語ります。一見、鶏が先か卵が先か、という話のように思えますが、Web構築もひとつのプロジェクト。世界のプロジェクトマネージャーたちのナレッジが蓄積されたPMBOKを導入し、その知識体系の中からWebプロジェクトに適したものを活用することで、ロフトワークのプロジェクトの成功率は30%から95%へと飛躍的に改善していきました。そのナレッジは書籍『Webプロジェクトマネジメント標準』にまとめられています。
講演の後半で諏訪は、「膨大な製品ページをもつサイトのリニューアル」、「複雑なステークホルダーとのコミュニケーション」などの参考となる具体的な事例を惜しみなく紹介。参加者の多くが話に真剣に聞き入る様子が見受けられました。
ソシオメディアの篠原稔和氏をモデレータにむかえた2時間のパネルディスカッション「本音炸裂!CMSここだけの話し」には、ロフトワーク 諏訪光洋、楽天 清水誠氏、キノトロープ 門別諭氏、グローバルデザイン 白旗保則氏、オグルヴィ・ワン 川井 啓亘氏が参加。録音・撮影禁止の中、制作側やクライアント側両方の立場の5名のスピーカーから、CMSの失敗事例や構築時の成功の秘話など他ではなかなか聞くことができない話題がとびかいました。
日本のCMS業界を牽引する6名の話は、CMSを手がける制作会社・CMS導入を発注する企業両方の担当者にさまざまなヒントを提供できたのではないでしょうか。
CMS Conference 2008は、CMSの市場をリードするベンダー、制作会社、クライアントが結集し、それぞれのナレッジを共有するイベントとなりました。
株式会社ロフトワーク セミナー・イベント担当 : お問い合わせ時間10:00~18:00(土・日・祝祭日を除く)
TEL 03-5459-5123
Copyright© 2000-2012 Loftwork inc. ALL Rights Reserved.