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導入企業の実話から学ぶ! CMS導入成功の秘訣

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ステップ2 構築フェーズ

セッション資料  成功と失敗の分かれ道はどこに?

成功を目指すなら先行者の知恵に学ぶこと

構築フェーズのセッションでは、ロフトワークの林千晶が30分の枠をフルに使い、プロジェクトの成否を分ける4つのポイントについて解説しました。

●ポイント1 計画がすべてのかなめ
計画の重要性について林は、「計画が甘いと、実行フェーズ以降のコストがどんどん膨らんでいきます。これを後から抑えようと思っても難しい。急がばまわれ。準備に非常に時間がかかるのもCMSプロジェクトの特徴です」と説明。さらに、かけるべき時間の目安として、自らの経験から導き出したという黄金律「計画:実装:移行&検証=1:1:1」を提案。また、計画段階で絶対に作るべきアウトプットとして、「プロジェクトマネジメント計画書」「全ページリスト」「WBSとマイルストーンスケジュール」の3つを提示しました。

「そもそも今のサイトがどうなっているかを知らずに進めようとするお客様も多い。まず本当に有効なページが何ページあるかを洗い出し、そこから必要な作業を見極め、現実性を伴うスケジュールを作ること。ロフトワークはこれを実践しています。スケジュールに関しては、制作会社が提示したものを鵜呑みにせず、わからないことはどんどん聞き、お客様自身がコントロールするつもりで臨んでください」(林)。

●ポイント2 CMS導入はビルの建設
ビルの建設に似て、CMSの導入ステップ(戦略、要件、構造、骨格、表紙)で特に重要なのが、構造を考えるフェーズ。これは情報ブロックを整理、分析する作業に相当します。また、骨格としてのワイヤーフレームおよび仕様の定義も、サイトの魅力を左右する重要な作業です。

●ポイント3 前提条件と品質
発注者と制作会社の間にコンフリクトが生まれる原因がこの2つ。双方が考える作業範囲やイメージのズレ(グレーゾーン)をなくすためも、「心配なことは早めに聞くこと」と林。さらに「前提条件を具体的に提示してくれる制作会社のほうが、結果的にいい仕事ができることが多いですね」と付け加えました。

●ポイント4 統合変更管理
Webプロジェクトには継続的な変更の発生はつきもの。林はこれを、よりよい結果を生むためのステップとして捉えた上で、「ただし、要望が出たらすぐ変えるのではなく、よりよい結果につながるものを選んで実行していくこと。その際は、承認フローを明確にすることと、その理由までを含めて統合的に変更履歴を管理することが大切です」と説明しました。

以上の4つのポイントに加えて、「賢い人間は他人の失敗から学ぶ、という言葉があります。皆さんも、先行者の方々の課題や失敗談を踏まえて、ぜひ成功プロジェクトにつなげてください」と林。失敗しないために学ぶ場。それが今回のセミナーであったことは言うまでもありません。

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  • 開催日時 : 2010年11月09日(火) 14:00〜16:30 (13:30開場・受付開始)
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