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loftwork "DAY 2011" ~キーパーソンと考える、2011年企業サイトの変革と求められる対応~

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ロフトワークでは、例年1月にその1年で最大規模のセミナーを開催しております。企業戦略を行う上で、軽視できない要素となったWeb。広く使われるようになったいま、2011年という年は企業がWebへの取り組みを見つめなおすべき時なのではないか? 
ネクスウェイ、オムロンヘルスケアの2社のプロジェクトとその成果に引き続き、キーパーソンを迎えたパネルディスカッションとあって、申込み数は過去最高のものとなりました。

第一部

本セミナーの冒頭に登壇したロフトワークの諏訪は、例年1月に行っているセミナーについて「毎年この場ではCMSをテーマとしたセミナーを行ってきたのですが、今年はもっと大きな変革が起きるのではないかと考えました。キーワードとなるのは、オウンドメディアの重要性、サービスへの流れ。そこでどんな変革を行っていけるのか、これが我々に何をもたらすのかを、ご来場者の皆さまとセミナーを通して考えていきたい」と挨拶しました。

Webの役割を再定義し高額の有効商談につなげる

第一部に登壇したのはネクスウェイの浅井氏。前身のリクルートでFAX送信サービスでの事業立ち上げ以来、BtoBのサービスを展開してきました。浅井氏はチェーンストア企業に特化した「店舗matic」というサービスを事例に、高額商材でもWebで成果を出した経験を振り返りました。

「新規商談の獲得においてWebでIT製品を探しているという事実はあるものの、それが大きな商談にはなかなかつながらないというジレンマを抱えていました。そこである本との出会いから発想の転換を図り、Webと営業のそれぞれの役割を再定義。これによりWebが目指すべきゴールがはっきりしました」と話します。

Webの役割は気付いてもらうこと、営業の役割はそれにデッドラインを引くことと定義。それにより、Webは事例やノウハウなどユーザーの興味軸のコンテンツを置き、業界を絞った商材を作り、それをこれまでの営業で得た個人情報を使い、メールを核としたコミュニケーションにつなげたのです。

なかでも、資料請求などのアクションは取らずWeb閲覧のみのユーザーに宝の山が隠れている、と浅井氏は言います。結果的にアポイントが取れた商談のうち9割以上はユーザーからのアクションは無く、営業部隊からの能動的な活動による商談でした。
ただし、営業部隊が闇雲にアプローチするのでは無く、Webの閲覧したページ数や特定の記事の閲覧状況などを元にスコアリングを行い、営業部隊に情報提供しています。

つまり「有効なリードが増える」という営業部隊と目線が合致し易いゴールを出発点にして、役立つ情報を提供しつつ魅力的なコンテンツを逆に営業部隊から引き出す、という正のサイクルを生み出すことで、成果を上げたのです。

最後に浅井氏は、取り組みの際に気を付けるポイントとして以下の3点を挙げ、講演を締めくくりました。
1.営業との目線の合致
2.データ集計時間をゼロに
3.効率性一辺倒のコミュニケーションから共感を育てるコミュニケーションへ


これらを実践することで、高額商材のマーケティングにもWebは十分有効であると語りました。

ROIを高めるWeb最適化プロセス

セッション資料  ROIを高めるWeb最適化プロセス

続いて登壇したロフトワークの矢橋は、まず「費用対効果(Return on Cost)と投資対効果(Return on Investment)を混同していないでしょうか?」と投げかけ、それぞれの違いについて説明。双方同じ「R=Return」ですが、ROC(費用対効果)がニーズが顕在化した顧客からの短期的な成果を求めているのに対し、ROI(投資対効果)はどちらかというと潜在的な顧客の育成や、顧客の財布のなかのシェアを上げていくというような中長期的な効果を狙っています。いずれにしても何を尺度にするのか決め、その結果を測定し、評価する仕掛けが必要だと指摘しました。そのなかで重要なことはPDCAをいかに高速に回せるかだと定義。

PDCAを高速に回すためには・・・

P(Plan)評価指標を決める
D(Do)コンテンツの作成、改善のスピードを上げる
 CMSの導入
 内製率がアップし、短納期で誰でも作れるように
 決裁が不要となり、外注費の削減もでき、修正も容易に
C(Check)効果レポーティングのスピードを上げる
 CMSテンプレートへの計測用タグの挿入
 ログ解析ツールの活用
 レポートの自動出力
 気になるポイントのみ手動で分析
A(Action)改善アクションのスピードを上げる
 CMS汎用テンプレートの活用

先に登壇したネクスウェイの事例では、CMS導入により従来は年間十数ページしか更新していなかったWebサイトが、リニューアル後は半年間で約100ページまで新しい情報が発信でき、セッション数も上昇したというコメントを紹介。
まとめとして「始めたら、結果が出るまで止めないこと。そのためには続けられる仕組みを始めに作っておくことが重要です。CMSを活用し、レポーティングなど自動でできることは自動でやる。やるべきことに集中するためには役割分担を行うこと。全体戦略の構築や目標・指標を決めるというものはお客様がやはり考えるものですが、ツールの選定や設計・施工はどんどんアウトソーシングをしたほうがいい。これを上手くやれることで、PDCAを速く回していける」と語りました。

第一部の最後には浅井氏と矢橋による対談セッションを行い、会場からの質問にも回答。そのなかで、ネクスウェイがオウンドメディアを充実させたことの営業効果として、数字の面でなく営業の精神的な支援になった点を紹介。サービス導入の検討が進んでいない相手に、なかなか営業の電話はしにくいが、メールがきっかけで電話がかけやすくなったなどリアリティのある実例を語りました。

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株式会社ロフトワーク

  • 開催日時 : 2012年06月07日(木) 14:30~17:30 (受付開始 14:00)
  • 場所 : 梅田 ブリーゼプラザ 805号室 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階 【 地図・行き方
  • 参加費 : 無料

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