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loftwork CMS導入セミナー 開催レポート

Webサイトのインフラ基盤としてCMSは欠かせないものとなっています。しかし、CMS導入にはサイト要件の精査、ステークホルダーの調整、製品選定、導入方法(インフラ、適用範囲、テンプレート設計)の検討、などいくつかの大きなステップがあります。 今回はそんなCMS導入の、発注におけるポイントから価格のスケール感までを、実際のロフトワークのノウハウを公開しつつ紹介するセミナーを開催しました。

まずは取締役兼CMOの矢橋が 「プロジェクトを成功に導くために、失敗にはどんなものがあるのかを最初に学んでおくべきです。」とCMS発注のポイント紹介からスタートしました。

CMS導入プロジェクト 成功のポイント

ポイント1 「費用」 : 安さではなく、品質とのバランスが大切

「予算上限は絶対に越えられない」というお客様は少なくありません。しかし、希望を聞くと実現したいことは盛りだくさん。品質と予算のバランスがとれていないと必ずプロジェクト開始後に響いてきます。見積もり算出根拠を科目ごとに細かくチェックし、具体的な作業内容をしっかり理解することで、価格の妥当性を客観的に判断することが重要です。

ポイント2 「時間配分」 : 計画がすべての要

“納期最優先”が合言葉のプロジェクトだったはずが、後になって何度もやり直しが発生する…。こうならないためには、最初の計画フェーズでどれだけきちんと詰められているかが、プロジェクト成否に大きく影響します。一般的に実装のフェーズが一番コストかかるのでついつい比重を置きがちですが、計画にも同じぐらいの時間を割くことで、実装をスムーズに、納期を守り、さらに納品後の不一致も最小限に抑えることができるのです。計画・実装・移行の期間は1:1:1の配分が黄金比だと考えています。

ポイント3 「前提条件と品質」 : 認識のズレは初期症状のうちに排除

打ち合わせや進行もスムーズに進んでいるかに思えても、新しいサイトに移行したコンテンツを確認した時に、「原稿をリライトして欲しい」「図版も新しくしてほしい」など多くのプロジェクトで多かれ少なかれ認識違いは必ず発生してきます。これらのありがちな認識のズレをどれだけ計画時にしっかりと埋めておけるかが成功のポイントです。

計画の初期段階で重視するドキュメント

ロフトワークでは、計画段階での認識のズレを防ぐために、プロジェクトマネジメントを重視しています。その中で計画の初期段階で特に重視するのは以下のドキュメントです。

プロジェクトマネジメント計画書
サイトの目標到達点、さらにドメインなどの具体的情報、ドキュメントを含む納品成果物、さらに“スコープ(作業範囲)に含まない作業”や変更発生時のフローについても明文化しておきます。

全ページリスト
リニューアル前のすべてのページをリスト化し、リニューアル後のURLや、どのテンプレートを使うかなど「何を」と「どうするか」を具体的に明確化します。

スケジュール(WBS)
作業の流れが誰から見ても可視化できるように細かく日付レベルで見える化します。

発注で失敗しないコツは、費用、時間、スコープがいかに細かく設定されているか具体的なドキュメントを確認しながらしっかりと見極めることです。

成功するパートナーの選び方

プロジェクト成功に欠かせないのは、適切なパートナー選定です。ポイントは提案資料とは別に、実際に納品しているドキュメントの提出を求めることです。提案用にしつらえたものではなく、実績ベースで確認することが肝要です。

この中で特に見るべきものは、プロジェクトマネジメント計画書、議事録、仕様書、スケジュールです。さらにCMSマニュアル、コンテンツ移行計画書まで見ることができれば安心です。

第二部はチーフプロデューサー・藤原が登壇。見積書の「いくらでどこまで」が分かるとチャレンジもしやすくなるもの。そのためには人件費の相場と、見積書の項目の理解、そして全体の費用感を知ることが大切ですと切り出しました。

藤原は制作に関わる一般的な人件費を紹介し、さらにロフトワークの見積書の各項目についてその実際の単価も含めて詳細に解説しました。

見積書の各項目

プロジェクト管理
プロジェクト推進活動の費用。スケジュール管理や、各種MTGの設定、プロジェクトチームのコントロールなどを実施。ただし、社内政治への介入コントロールは含まれません。

基本設計/企画
サイトの外骨格。コンテンツマップやサイトマップを作成し、情報をどのようにCMSに当てはめていくかを考えます。

デザイン/HTML
CMS化に必要な点数だけデザイン/コーディングを行います。100ページのサイトでもテンプレートが10点ならデザインコーディングも10ページ分のみ作成します。

CMS開発/実装
CMSを使って実際のページを生成するためのロジック設計と実装を行います。WordPressなど、使用するソフトウェアによって変動します。ただしCMSそのもののカスタマイズやプログラミングは含まれません。

コンテンツ移行・開発
現行のコンテンツを新しいサイトのCMSへ移行する作業。移行計画の策定から多数の人的リソースをコントロールしながらの移行作業などを行います。また新たなコンテンツが必要な場合はその制作費の算出も必要になります。

マニュアル作成
CMSの基本操作を明記した簡易マニュアル。プロジェクトに関わっていた人が後で確認をし、滞りなく更新作業が行えることをゴールとしたドキュメントです。

CMSライセンス
ソフトごとのライセンスとインストール作業を合わせて算出。製品により異なります。

その他プログラム開発
問い合わせフォームやFlash開発などのCMSツールで行えない機能の実装・開発を行います。

見積もりを安くとるコツ

最後に見積りを依頼するにあたってのポイントは、漠然と「サイトリニューアル!CMS!」ではなく、どうなったらそのプロジェクトが成功するのかなど、目的は明確に持っておくことが大切です。目的が曖昧だと、無駄なコストがかかったり、結局使わないものが実装されたりと後で後悔します。

そしてあまり方法論は限定しないことも重要です。目標さえわかっていれば、様々なアプローチでご提案が可能です。いくつか選択肢を用意し、価格も納得のいくところを模索していただけます。

「目的を明確に、方法は柔軟に」。が重要です。

最後に、藤原は、特定の条件の元で作成した見積りの具体例を提示して締めくくりました。

セミナー会場では、その後、参加者からの個別の相談をロフトワークのプロデューサが受け付け、実際のWebサイトを見ながら、検討の進め方や製品のデモなど、積極的なやり取りが30分以上実施されました。

ロフトワークのCMS構築サービス

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次回セミナーのご案内

株式会社ロフトワーク

  • 開催日時 : 2012年06月07日(木) 14:30~17:30 (受付開始 14:00)
  • 場所 : 梅田 ブリーゼプラザ 805号室 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階 【 地図・行き方
  • 参加費 : 無料

お問い合わせ

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TEL 03-5459-5123



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