Home > セミナー・イベント > 表現する人と見る人が出会うオフィス Welcome! Art Officeレポート

8月2日(火)渋谷道玄坂にあるロフトワークのイベントスペース兼オフィスにてisand JAPAN×ロフトワーク主催のアートイベント「Welcome! Art Office」が開催されました。
このイベントは、渋谷道玄坂にあるロフトワークのイベントスペース兼オフィスで4人の若手作家の作品を2ヶ月に1度展示、販売するものです。今回のオープニングパーティでは、実際に作品を制作したアーティストが集まり、制作についての思いをプレゼンするトークイベントも開催いたしました。当日の様子をレポートいたします。
▲オープニングの挨拶をする loftwork 林千晶
作品はギャラリーで売るだけでのビジネスではなく、人がいることろにアート作品があって、それを欲しい人がその場で購入する。そんなビジネスの可能性があるはずと語る林。
▲今回のイベントへの思いを語る island JAPAN 伊藤悠さん
表現する人と見る人の距離をつなげる出会いの場を作っていきたい。アートはアーティストの思いがあって、伝えたい気持ちから作品ができていく。その思いを見る側がもっと共有し、アーティストを応援する、協力する、アーティストの気持ちのカケラをもらう。そんな感覚でアートを身近に感じて欲しいと語る伊藤氏。
松下徹さん
青い平らな円の作品は、茶碗に見立て、茶碗を平面にする感覚で制作しているそうです。近づいて見てみると淵にはヒビが入っていて、中心に向かって青の深みのグラデーションになっているのが分かります。
昔から茶は、飲んだ後に中に残っている水が宇宙に見えるという考えがあり、それは自然現象を尊う、日本古来の表現の精神を現代の素材で表現しているそうです。
神馬 啓佑さん
この作品は、街、都市を俯瞰したときに別々の建物が対立せずに建てられていることを表現していると語る神馬氏。さまざまテクスチャー、淡い色彩が独立していているように見えたり、でも、統一性のある絵画にみえたりと不思議なリズム感を持つ作品です。
加茂 昂さん
アウトドア派でもありインドア派でもあるという加茂さん。ある時、アウトドアを楽しんでいる時に見る景色とゲームやインターネットを楽しんでいる時間が同等だと気づいたそうです。そして、自然とデジタル空間の両方を眺めて経験した現象を表現したいという思いからこのカンバスを幾重にも重ねたダイナミックな作品が生まれたそうです。
木村泰平さん
この作品は透明な樹脂の中で爆弾を爆発させたものです。木村氏は、自分の手仕事でイメージを作り上げるよりも、自然生成によって生み出される作品に興味を持ち制作しているといいます。この作品は、爆発の力と樹脂の固まろうとする力のバランスによってこれまでと全く違う形を生み出したものです。自然や科学をヒントに手仕事ではできない作品を提示しています。
今回、プレゼンテーションいただいた4名のアーテイストは、皆さん80年代生まれだそうです。インターネットも青空も同時に見れる世代のアーティストが制作する作品は、表現方法は斬新で独特のスタイルですが、共通なものとして、人の抗うことのできない自然に対しての思いや偉大さの現れを表現している作品が多いように感じました。
次回の「Welcome! art OFFICE」は10月開催予定です。
今回のイベントをスタートとして、様々な人と人とがつながり、アートをもっとカジュアルに楽しみ、どんどん身近に感じられる機会になれば嬉しいです。
皆様のご参加お待ちしております!
株式会社ロフトワーク セミナー・イベント担当 : お問い合わせ時間10:00~18:00(土・日・祝祭日を除く)
TEL 03-5459-5123
Copyright© 2000-2012 Loftwork inc. ALL Rights Reserved.