Home > セミナー・イベント > グローバルチームで未来を描く! ASES 2011フォトレポート
2011年8月14日~20日の一週間、「アジア太平洋学生起業家会議 2011(ASES)」が開催されました。ロフトワークでは、「課題解決のためのものづくり」というASES2011のテーマと、「イノベーションをミッションとするIDEO社のフレームワークを取り入れる」というコンセプトに共感し、創業者2名が、それぞれワークショップの各フェーズに参加する形で協力しました。

▲メイン会場は、六本木アカデミーヒルズ
若い感性と知性がぎゅっとつまったグローバルなワークショップの様子を、フォトレポートでお届けします!

アジアを中心とした世界中の加盟大学が参加しているASES。2001年から毎年開催し、今年ははじめて日本がホスト国になりました。運営の大部分は、慶応大学の学生が中心。皆、とても流暢な英語でプログラムを進行します。

フィリピン、インドネシア、インド、中国、アメリカ、ミャンマー、ベトナム、日本……世界各国の学生が約50名集まり、グループごとにワークを行います。今年は"ニーズを見つけ、プロダクトデザインを考える"短期集中ワークショップです。

ロフトワーク 林は、ブレストのメンター役で参加しました。

Six Apart代表の関さんもメンター役。
ASESにおいて、学生と参加者のコミュニケーションは、もちろん全て英語。その中でも興味深かったのは、お互いの想いを伝えるため、考えを形にするために取り入れられた様々なツールでした。

ASES2011のアドバイザー・IDEO社が提示したフレームワーク"Concept Description"シート。スケッチ、説明、インパクトの3項目に分かれていて、参加者の思考を補助してくれます。

ポストイットで整理されていく思考。何度も何度も組みかえながら、議論を重ねます。

iPadでプレゼンシートを作りながら、コンセプトを整理するチームも。

「図化したほうがわかりやすい!」は万国共通ですね。

「つらら…って英語でなんて言うんだっけ?」(日本人学生)
こんな時、ラップトップで、イメージ検索をかけて共有するのもスマートな手法。

プレゼン時に登場したのは、身近な素材で作った"プロトタイプ"。これもIDEO式のやり方で、非常にわかりやすい!

ワークショップ最後のプログラム、プレゼン大会にも参加しました。

ロフトワーク代表・諏訪(左)は、審査員役。

東日本大震災の被災地を実際に訪れ、被災した地域をケアするプロダクトを考えた今回。仮設住宅の問題を解決する提案が目立ちました。こちらは避難してきた家族間のコミュニケーションを促す、ユニークなテーブル。

こちらもコミュニケーション問題を解決するための、インフォメーションボードの提案。チームワークが秀逸です。

使用場面をシミュレーションするのもプレゼンのルールでした。面白い…!

世界各国の未来ある学生達が、日本で起きたこと、起きていることを真剣に学び、自分ごととして考えていました。その姿にも胸打たれます。
どのチームも、見事な連携とクリエイティビティを披露していました!
オーガナイズチームの学生さんがロフトワークに声をかけてくれた時から、とても楽しみだったASES2011。期待以上に熱く、活気に満ちたワークショップでした。
ワークの様子を観察していると、国ごとに発言の頻度や説得の手段、イニシアチブの取り方、コミュニケーション方法が違い、興味深かったです。多様性に満ちたグローバルチームのエネルギーと、それ故の難しさの両方を感じました。また、各国を代表する優秀な大学生が参加していましたが、「若者らしさ」は世界共通なのだとちょっとほっとする場面も。
一方で、ホスト役である日本の慶応大生が、英語でのコミュニケーション、プログラムの仕切り、協賛・協力の設計など、学生とは思えないスマートな働きをしていたことも今回の感慨深い点のひとつ。日本の未来を憂う声が絶えない今日この頃ですが、若い力がある限り、世界の未来は明るい!と、強く確信した刺激的な数日間でした。
ASES2011実行委員の皆さん、ありがとうございました!
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