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日本製粉株式会社 コーポレートサイトリニューアル

日本製粉株式会社 コーポレートサイトリニューアル

・ワークショップとメッセージツールでチームビルディング。円滑なコミュニケーションを醸成
・ディレクター2名の並走で、無駄なく確実なプロジェクト進行を実現
・運用の効率化、コンバージョンアップなど、第1段階として今後につながる効果を実感

運用の限界に直面し、5年ぶりのリニューアルを決断

関係業界から“ニップン”の愛称で親しまれ、製粉事業を中核に、食材事業、加工食品事業、中食事業、冷凍事業など、幅広く食品事業を展開する日本製粉株式会社。小麦粉やパスタなどの家庭用商品で、一般消費者にもすっかりお馴染みの同社は、BtoBからBtoCまで、Webサイトで発信する情報も多岐にわたります。

2012年9月に始まったコーポレートサイトのリニューアルは、総ページ数約6000ページ。当初の見積もりでは、最低8ヶ月が必要なボリュームでした。しかし、公開予定の2013年4月までは約6ヶ月。限られた時間の中で、どのようにプロジェクトを進行し、予定通りオープンを迎えたのか。その成功のポイントはチームビルディングにありました。日本製粉株式会社の熊谷友樹氏と、運用を支える株式会社日本製粉システムセンター安川篤氏、プロジェクトを担当したロフトワークの西本泰司と菊地充の4名で振り返ります。各者のやり取りにも、目的を共有し、ブレることなく突き進んだメンバー間の絆が見えてきました。

西本(ロフトワーク):5年ぶりのリニューアルは強い危機感からだったと伺いました。

熊谷(日本製粉):はい。当社は様々な事業を展開しており、各事業部は、情熱を持ってお客様のために新しいことに取り組んでいます。そのため年々、ステークホルダーに発信すべき情報は増えてきていました。ただ、その情報のキーステーションとなるべきホームページには、前回の改修から大きく時間が経っており、これらの情報を整理し効果的に発信するだけのキャパシティがなく、限界にきていると感じていました。

特にCMSの見直しがその中でも緊急性の高いものだと思っていました。一方で、外注先の担当者の方に大きく依存した運営体制を見直し、社内で運用していけるサイトにしたいとも考え、当社の関連会社である日本製粉システムセンターに声をかけました。

日本製粉株式会社 熊谷友樹氏

西本:CMSも大きなウェイトを占めていたわけですね。

熊谷:社内で運用していくとなると、Webの知識がなくても感覚的に使えないと、浸透していかないし協力してもらえません。また、承認フローを組み込む必要もあり、CMSはNORENに決めました。

西本:ロフトワークをパートナーに選んだ理由を教えてください。

熊谷:問題解決能力への期待です。とにかく課題が多すぎて、どこが問題かさえわからなくなっていたところに、課題を抽出し、それを解決しつつ、新しいブランドイメージを構成できるようなデザインに落とし込んでくれる。これを体系立ててやってくれるパートナーだと判断しました。

安川(日本製粉システムセンター):納期が短かったので、制作フローが明確だった点もポイントでした。最初に進め方や進行管理に用いるオンラインツールについても具体的な説明があり、我々の不安を払しょくしてくれました。

ワークショップとメッセージツールで円滑なコミュニケーションを醸成

西本:最初に様々な部署の方に集まってもらい、目的と目標を設定するためのワークショップを実施しました。みなで一つのことに取り組むことで関係も密になり、ゴールが明確になりました。ワークショップの白熱具合は、かつてないほどでした。

白熱したワークショップと、結果をまとめたユーザーストーリー

西本:さらに、通常のやり取りに、メールによる形式張ったコミュニケーションではなく、Basecamp(メッセージツール)を活用し、気軽にメッセージをやり取りできるように工夫しました。結果、ワークショップの盛り上がりを、そのままコミュニケーションに活かすことができ、タイトなプロジェクトでも非常にスムーズに進めることができました。

シニアディレクター 西本泰司

熊谷: ワークショップで各部署の方々からの意見を集約でき、製作コンセプトが明確になりました。しっかりとしたコンセプトが築けたお陰で、ゴールへの道筋がはっきりと見え、やるべきことが明確化したと思います。

製作段階では担当に一任される部分も多かったので、作業もスピーディーに行えたとおもいます。もちろん重要な事項については一旦立ち止まり、上の方々へ報告しました。上の方々からのレスポンスはたいへん迅速でかつ的確なものを頂けましたので、より一層スピードをあげ、確信を持ってゴールに向かっていくことができました。

安川:現場の意識を変えることは難しい。と諦めるのではなく、広報部が積極的に司令塔となって現場を巻き込むことで、各部門のWebへの関心を高めるきっかけにもなりました。

ディレクター2名の並走で、無駄なく確実なプロジェクト進行を実現

西本:実際の進行においては、ムダな時間ができたらそこでアウト。それぐらいの緊張感がありましたから、設計やデザインは私と菊地の併走体制で効率よく進めるように工夫しました。WBS(制作工程の一覧)は400行にも上りました。

クリエイティブディレクター 菊地充

菊地(ロフトワーク):正直なところ体力的に一番きつかったのは後半の移行作業でしょうか。対象を約6,000ページから約2,000ページまで絞り込みました。とくに移行の期間は限られていましたので、西本を含めた社内での情報共有は、いつも以上に意識しました。問題になりそうな箇所に対して、作業前に検証する時間を設け、問題なく進められるかを確認するなど、万全の体制で移行作業に臨みました。

熊谷:組織をまたいで役割分担が明確になっていましたし、ロフトワークはレスポンスが早い。進捗についても逐一報告をもらい、次に誰が何をやるべきかが常に体系的に見えていたので、結果的に手戻りも少なかったです。だからこそスケジュールどおりに終われたのだと思います。

当初の課題はほぼ100%解決!問い合わせ数の顕著な増加など、リニューアル効果に確かな手ごたえも

菊地:具体的な成果はもう少し先だと思いますが、リニューアル後の感触はいかがですか?

熊谷:半年という短期間で、当初の課題は100%近く解決できており、Webをより良くしていくための環境が整いました。また、広告を打たなくても「ニップン料理教室」への応募が増えたり、全国の小学校で出張授業を行う「為末大学 食育学部」に学校からの問い合わせが増えたり、リニューアル後の変化に確かな手ごたえを感じています。これは、ニュースリリースを見たメディアが報道し、それを見てアクセスしてきた人にしかるべき情報を渡せている証拠。Webが変わったことで、広報の活動がきれいに一直線になりました。

株式会社日本製粉システムセンター 安川篤氏

安川:運営面ではNORENを全体に導入したことで、一つひとつの作業にかかる時間が削減され、同じ時間でやれることが増えました。各部門からWebへの要望が出てくるようになったのも大きな変化です。また、Webにおける次にやるべき課題が以前より明確に見えるようになったことも、成果と言えると考えています。

菊地:今後についてもお聞かせください。

熊谷:もともと3フェーズで計画していたリニューアルです。今後につながる土台をきちんと作るという第1フェーズはクリアしたので、部分的な改善を重ねていく第2フェーズ、販促や広告を絡めてWebサイトをフル活用していく第3フェーズへ、段階的にステップアップしていく考えです。

安川:今回は熊谷さんがいたからできた部分も大きいので、徐々に人に依存しない運用体制を整えていく必要もあります。一方で、SNS活用にも目を向けていけたらいいですね。ロフトワークとは今回築いた関係を維持しつつ、その辺りの提案にも期待しています。

西本&菊地:ありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします。

内容やお客様情報、担当ディレクター情報は本記事公開時点のものです。現在は異なる可能性があります。

お客様の声

熊谷 友樹氏

日本製粉株式会社広報部 第2チーム
熊谷 友樹氏

組織をまたいで役割分担が明確になっていましたし、ロフトワークはレスポンスが早い。進捗についても逐一報告をもらい、次に誰が何をやるべきかが常に体系的に見えていたので、結果的に手戻りも少なかったですね。だからこそスケジュールどおりに終われたのだと思います。半年という短期間で、当初の課題は100%近く解決できており、Webをより良くしていくための環境が整いました。

安川 篤氏

株式会社日本製粉システムセンターシステム部 開発課
安川 篤氏

運営面ではNORENを全体に導入したことで、一つひとつの作業にかかる時間が削減され、同じ時間でやれることが増えました。どうせ現場はやってくれないと諦めるのではなく、広報部が積極的に司令塔となって現場を巻き込むことで、各部門のWebへの関心を高めるきっかけにもなり、各部門からWebへの要望が積極的に出てくるようになったのも大きな変化です。また、Webにおける課題が以前より明確に見えるようになりました。

制作チーム

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クリエイティブディレクター
菊地 充

正直なところ体力的に一番きつかったのは後半の移行作業でしょうか。対象を約6,000ページから約2,000ページまで絞り込みました。とくに移行の期間は限られていましたので、西本を含めた社内での情報共有は、いつも以上に意識しました。問題になりそうな箇所に対して、作業前に検証する時間を設け、問題なく進められるかを確認するなど、万全の体制で移行作業に臨みました。

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